自分より年齢の若い方を見取るのはつらいものです。
その中でも幼子の葬儀をすることほど悲しいものはありません。
今日は2才の女の子のお通夜でした。
お通夜のお経を唱えている最中、女の子からは「ありがとう」、「ありがとう」と感謝の言葉しか伝わってきませんでした。
幸せな両親のもとで、この世に生を受けて2年間でしたが、幸せに生きたことが、伝わってきました。
毎回幼子の葬儀には私自身も泣いてしまうのですが、でも幸せだった事で救われます。
今日も10分ぐらいお話をさせていただきました。
ご両親のもとで天から授かり、この世に生を享けた理由などをお話をさせていただきました。
10年ぐらい前でしたら胸が詰まりとても私自身がお話できる状態ではないことが多かったのですが、これが私の役割のような気がしています。