釈尊の子供であり、弟子のラゴラに親切にお話している場面があります



「人生は、みんな二つです。

生といえば、死があり、幸いがあれば、災いがあり、苦があれば楽があります。


男性といえば、女性がいます。表といえば裏があり、勝者があれば敗者があります。


病気といえば健康があり、若いといえば、老いると言うことがあります。

得と言えば損が、貧があれば富があります。

みな、人生は二つです。


この二つを比較し比べて、計らい、一喜一憂しているのが私たちの姿ではないでしょうか」



つづく