ゴーダミーには、可愛い一人の女の子がいました。


よちよち歩きをするようになりましたが、とても大事に育てていました。


所が、この子が重い病気にかかり、母親の懸命な看病のかいもなく、とうとう亡くなってしまいました。


ゴ―ダミーは、気が狂わんばかりに悲嘆し、何とかして、この子の息を再び生きかえそうとして、死体を胸に抱きかかえて、町から町へ、生き返る薬を求めて歩きました。


しかし、誰に聞いても、そんな薬は見当たらず、すっかり途方にくれていました。


所が、ゴ―ダミーのことを知った町の長老が、

「お母さん。あなたが求めている薬の事を知ってる方をお教えしましょう。」



つづく