75分の1秒の事を刹那(せつな)と言います。

実は75分の1秒毎に、いのちが滅したり、甦ったりすることの繰り返しが生きているということです。

私たちは、呼吸するのも当たり前、心臓が動くのも当たり前と思っていますが、1刹那ごとに繰り返されている生から死へ行ったり来たりする連続運動が止まれば、即座に死を迎えることになります。


75分の1秒ごとに心の掃除を実践するのは、難しいので、精進を怠らないことが肝要だということだと思います。

職人が銀のサビを丁寧に拭き取るように、たゆまずに、ゆっくりと。