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遠い過去に地球に存在する、すべての生き物たちの姿を観察しながら、とめどなく涙を流しつづける菩薩がいました。

その名は常泣菩薩といい、いつも泣いてばかりいたことから名づけられました。


この世界に生きている生き物たちを深く観察すると、どんなに小さな生き物たちでも苦しみを背負いながら生きている姿が、深いところから、誤摩化しようもなく見えてきたからであります。

もうひとつは、その苦しみに対して為す術もなく立ち尽くしている自分自身の無力さに対する涙でもありました。

そして時が経ち、この常泣菩薩は、転生を遂げて、ほほえみ観音になったのです。



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大いなる苦しみに、のたうち回っているときでも、その名を呼べば、即座に感得して、その声を聴き取り、その苦しみを抜き取って、安らぎのなかへと導いてくれるとされる菩薩こそが、ほほえみ観音ですが、


ほほえみ観音になる前に、こうしてただひたすら泣き濡れる常泣菩薩の時代があったということが大事なことなのでしょう。