こんばんは!myogadaninonekoブログ主らくるかと申します!
飽きっぽいのでいつまで続くかわからないけど頑張ります。
【漫画紹介】福島鉄平短編集 アマリリス
2014.12.24 集英社
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ジャンプで「サムライうさぎ」を連載していた福島鉄平さんの短編集。
主題の「アマリリス」を入れて5編とエピローグの編成となっています。この内の2つの話を紹介します。
「アマリリス」
11歳のジャンはある日突然借金とりにある店へ連れて行かれ、住み込みで働かされることになりました。その仕事は女の子の下着を着て客の前で歌ったり、接客するという仕事でした。
ジャンはだんだんと自分が汚いもののように感じてしまいます。
そんな中出会ったのがサッカーのかつてのチームメイト、ポールでした。読書という共通の趣味を持つポールと家に遊びに行く仲となっていきます。
ジャンはだんだんと、自分といたらポールに汚いものが移るのでは、ポールを汚したくない、ポールに嫌われたくないと思うようになります。
ついに学校の子を通じてジャンの夜の仕事が、ポールにバレてしまいます。
ジャンはポールの家へ行き…

絵はデフォルメされてるのでエロさはありませんが可愛い。ショタ好き腐女子的にはジャンの下着姿が可愛い。でも不憫さを考えると笑えない…
でも巻末のエピローグで救われます。安心して下さい!

「ルチア・オンゾーネ、待つ」
貴族の家に生まれたルチア12歳。父の傲慢さが仇となり、農民の反乱が起きます。万が一の事を考えルチアを教会の孤児院に預けます。
ルチアはその育ち故、常に上から目線で偉そうな態度をとるため、友達もいません。刺繍や料理も”里親に媚びるためのもの”として習おうとしません。
そんな中出会ったのがベッラという少女。彼女もまた親の迎えを待つ、ルチアと似た境遇の娘でした。二人は意気投合します。
「落ち着いたら引き取りに来る」父の言葉を信じて待っていたルチアに悲しい知らせが。農民の暴動は拡大し、屋敷は全焼、父も亡くなります。
なにもかもが嫌になったルチア。そんなルチアにベッラは「二人で部屋に行かない?」と誘い…

私の一番好な話です!!これで百合に目覚めました。本編は百合漫画ではありませんが描写がね、もうね…うふふ。ルチアは良いキャラしてますね。典型的なお嬢様で、不器用で、ですわよ口調で…でもそれでいて逞しいところとか惹かれますね〜。本当にオススメです。

本日は以上です。