ピナMAXの独壇場 -2ページ目

ピナMAXの独壇場

日々感じたり、思うこと。あまりにつまらなすぎて、くだらなすぎて、重すぎて、誰にも言えないこともある。でも、吐き出したい。ひっそり饒舌しますことを、ここに宣言いたします。

仕事が始まった。

ドアツードアで一時間半弱、すこしでも長く座りたいから遠回りしても、ちょっぴりラッシュでもみくちゃにされながら、theオフィス街の老舗企業様へ

節電しすぎで、すんごく暗い社内。出入りも厳しい。カードないとトイレも行けない。昼休みは真っ暗で、パソコンの光のみ。本を読みたいと外に出るしかない。昼はエレベーターが来ないこともあり、六階まで階段…けっこう、いや、ずいぶんしんどい

二日間、引き継ぎしたけど、仕事はちんぷんかんぷんだ…またもやこれは、職のミスマッチングな臭い濃厚…

あうとるっくで、メールとスケジューラー?を使いこなして、会議の周知などをするらしい。

パソコン持ってないし、これまでの会社であうとるっくを使うことなかったし、もともと時間管理苦手だから、そんなアシスタント仕事、私に出来るのか、お腹痛い

みなさま、某テレビ局のできる会社の人々を紹介する番組の出演者みたいに、賢く仕事できるポジティブ人の集まりで、敷居が高い。なんで、採用されたんだろう?PRの時、またやる気姿勢のねこをかぶりすぎたか

でも、入れちゃったし、病気じゃないから、自分で何とか工夫して凌いでいくしかない。

賢いだけあってか、私の島の方々は、たぶん、みなさま人が良さそうな匂いがする。それだけが頼みの綱。それと会社の目の前の公園の存在。機嫌よく働けるか否かは、私の場合、仕事の出来に大いに関与する。落ち込むとパソコンまで具合悪くなる

初日はジャケット着用を命じられたけど、そんなもん持ってないのでスーツで出動。そして社内のレディスのオフィスカジュアルぶりを観察したところ、過去最高にきちんとしてて、困った。柄物は誰も着ていない。色使いも押さえ目で、私には似合わない淡い色。とにかく、無地。柄物と綿100%で生きてきた私、丸裸状態

二日目、私的に押さえ目な花柄を着たところ、初日とまったく違うと驚かれた

これは、全部買いそろえないとだめだ、と金曜の仕事帰り、有楽町で買い物

この、わたしが、有楽町で、服を買う(笑)
オフィスレディーのコスプレのために

しかし、けちだし、子供なので、ほしくないものに手が伸びない。何を買ってよいのかわからない

そんな気持ちでふらふら銀座に迷い混んだら、久々に美容室の人に声をかけられた。くせ毛を定価の半額で切らせてほしいとのこと。

これまた、どんな髪型にしたらいいのかわからなくて、お金もないし、行きたくてもずっと行けてなかったので、迷った末、行くことにした。私って髪型はほんとに他人任せだなあ。自分のくせ毛がよくわかってないから、くせを生かした髪型してくれる、と言われると、すぐ飛び付いてしまう

スタイリストさんはみなさん、居酒屋の人みたいに威勢がよくて、ゴージャスな広い空間に大声が響き渡る。もし、カットがうまくてもここにはもう来ねえな、と思いながら頭を差し出す。担当のお兄さんは、店長の留守に自分で編み出した髪を愛するカットを試してみたかったとのこと。リアクションに困ったけど、渡りに舟だったし、我慢する

素人にはカットのすごさはわからないけど、なんとなく量減って扱い安くなったし、感謝して急いで店を出る

この日の夜は、前の仕事の同期の子のライブにいく予定だったのだ

いつもかわいい柄服をきてて、足細くて長くて美人だし、目の保養の子だった。変なところを出さないようにおとなしくしていた私の匂いをかぎつけて、向こうから挨拶してくれるようになった。コールセンター、いろんな人がいる。入社して一回ランチしたくらいで、ほとんど話さず私がすぐ辞めてしまったのに、告知をくれたのが嬉しくて、極貧だったけど行くことにした

やっぱり開始に間に合わず、途中からになってしまったが、だめな人間のことをさらけ出したゆるゆるした歌に、とてもほっとした。オフィス街でキチキチした気持ちを、ライブの空気が緩めてくれるのを感じて、ああ、表現してる人たちって、大事な存在だなと思った。
私はこれから時間に追われ、わからないことにとまどい、社内の人間関係やら服装をやりくりし、常識的社会人として働いて稼ぐ生活が始まる。きっと、仕事が合わないと感じたり、できないこと、嫌なこと、とまどうことがたくさんまってるだろう。楽しいこともあるとは思うけど、本当の自分は出せないから、本当の自分を見失ないそうな時、この子達の歌はもう一人の私を思い出させてくれそうだ。また来ようと思った

次の日の土曜、あうとるっくの勉強しなきゃと、派遣会社の無料パソコン練習室にいくも、予約取れてないとのことで、舌打ち。一時間は出来たけど、想定外。でも、あかうんと、の意味が初めてわかった!なんか、久々に勉強したなあ。世の中の人は、いろいろ勉強してんだなあ

こみんとお茶をしたかったが、お仕事とのことでふられる。こみんが前に、私が今生で初めてにんげんとしてのいろんなことを学ぶために生まれてきたのだ、みたいなことを話してくれて、最近それについて思うことを話したかったのだ。
私は肌が強いニキビ知らずで、骨格がわりと左右対称なので、化粧は眉のみ。コンシーラーとかハイライトとか、わからない。食べすぎたら次の日調整したり、ご飯食べるのめんどくさい、とご飯食べないこともあるため、がりがり。髪はパーマみたいなくせ毛で、ボサボサにしてても、いい感じと言ってもらえたりもする。爪は酸欠がかわいそうと思うので、マニュキアも塗らず。いってしまえば、女子力の低い手抜き人間。たぶん、そうゆう細かい容姿のことを気にするより先に学んどくことがあるんじゃないかな、と思った。中身と真逆な好印象を与えて勘違いされることが、他人に嘘をついているようで大嫌いだったけど、私を助けてくれるための外見なのかもしれない。こいつを利用して、他人がよそ見てくれてるうちに、人として足りない中身を鍛えろと。最近、そんな気がする

自習の後、新宿の町を歩き回り、格安衣料店をはしご。オフィスカジュアルを探し回る。金曜同様、どれにも手が伸びない

途中で自分に負けて本屋に寄ったり、お腹へってカレー屋に寄ったせいもあり、すっかり夜になってしまった。
最後の望みを託してはいった店で、パンツのサイズ確認したひとに「ぴなさんですか?!」と言われた。こんなかんじよい笑顔の子、誰だっけ?と思い出したら、昔いっしょに働いていたミーシャだった

当時たしかミーシャは高校出たばかりで、くれるメールは絵文字きらきらの、メルヘンなことを心から信じて疑わない、素直なかわいい子だった。いつも不思議なかわいい服を着ていた。私もあの時は毎日好きな服装だったし、さまざまな人種を受け入れてくれて、本当に器の広い企業様だったな

辞めてからは文通したり、誕生日メールをしてたけど、だんだんそれもしなくなってしまった

あれから10年弱、すっかり大人になっていて、メルヘンな部分はなくなっていたけど、素直でかわいい感じはそのまんまで、とても嬉しかった

喜んだ後、さっそくオフィスカジュアルの相談。そのお店の品は落ち着いてるけど、オフィスカジュアルではないので、ミーシャも自信ないみたいだったけど、いろいろ用意してくれて、オフィスレディっぽいをいっしょに考えてくれた。脳内予算はかなりオーバーしたけど、やっぱり格安衣料店よりものがよいので、魔法のカードで購入。このカードを作った時の裏事情をミーシャも覚えてくれていて、懐かしく嬉しかった

私、運がいい。困った時、誰か助けてくれる人が現れる。すがりすぎ?甘えちゃいけないのかな?と思った時もあるし、確率低い偶然かもしれない。他のひとに聞いてないから知らないだけで、案外他の人もこんな感じで偶然に助けられて人生回っているのかも

そうだとしたら、私はミーシャの選んでくれたオフィスカジュアルを着て、今の老舗でがんばるように言われてるんだ

ミーシャのお見立ての品と、私が頑張って選んだもの。しばらく、これを着て回す


夜、ミーシャがくれたラインの「今度お茶しましょうよ」の文の「よ」に、じーんとしてしまった。
末尾に「お茶しましょうね」と書いたり書かれてるのは、ほとんど実現しない。させる気はあっても、期日は未定なことが多い。常識がないせいか、素直に話したり、聞いたりすることが難しいと感じることが増えてきて、年重ねるごとに新しい親しい人は出来なくなってる。
「ね」と「よ」、一文字違うだけで、状況がまったく変わる。現実になる。私も、ミーシャみならって、一期一会で知り合ったはっとするよい匂いの人々に「よ」を使っていこうウサギ

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