いつも以上に長くなります。
そして若干のネタバレも含まれるかと。なるべく避けるけど。
ONE OK ROCK 2015 35xxxv JAPAN TOUR @SIZUOKA ECOPA
2日間の参戦をしてまいりました。
木曜のゲネから現場に入って仕事してたので
セトリも知ってたんだけど、まあなんていうか謎セトリで。
なんでこのチョイス?と。最新アルバム収録曲は全部やりました。
まず、OP actにねごとさん。
正直まったく知らないバンドさんでしたが、凄くかっこよかった。
というかクオリティ高い。個々の技術の高さハンパない。
特にギターの子、めっちゃ上手いかっこいい何あの子タイプ。←
1日目はツアー初日に加えて静岡の県民性もあって
ほんっとうに盛り上がらない。これは最低です。
手拍子を煽ってくれても棒立ち、腕組み、ノってもない。
A3ブロックの中間ら辺にいたのでA3の前の方しか見えてないけど
少なくともA3ブロック前方とスタンド西かな?は「無」でした。
わかるよ、私も予習してこなかったし曲なんにも知らない。
だけど、曲が終われば拍手はするし曲中もノる。体も揺らす。
ONE OK ROCKが彼女たちをOP actにって呼んでくれて
彼女たちもONE OK ROCKの「前座」として全力でやってくれてる以上
それに応えるべきだと思うの。知らないからやらない、
ONE OK ROCKを見に来たからどうでもいい、じゃないでしょ。
あの態度はねごとさんにもちろん失礼だし、
ONE OK ROCKのファンとして最低の行為だと思うんだ。
やっとの想いで対バンできたのに、あんなの。ひどすぎる。
2日目は初日より盛り上がってたと思う。
そしてセトリを変えて攻めてくるねごとさんかっこよすぎ。素敵。
ベースちゃんがこけちゃうとこも愛おしい。
でも私の隣にいた方は「ねごととかまじいらないから早くして」と。
聞きたくなかったな、その言葉。思っててもいいけど口にしないでよ。
私よりもだいぶ目上の方でしたけど、単純に失礼。社交辞令って知ってます?
本編行きましょうか。
内容はなるべく伏せて、2日間のトータルで私の個人的な感想を。
彼らを知って10年近く、ライブに通い始めて7年ほどですかね。
300人キャパのライブハウスで空きが出るほどの時代から見てきました。
それが、1万人規模のアリーナで完売、満員御礼。
その時点でだいぶ感慨深かった。とる兄も言ってた通り。
300、500ときて次はアリーナでこんなにも多くの人が集まった、と。
全体的な感想とすれば「大きくなった」の一言。
会場ももちろんのこと、人としてバンドとして、大きくなったなと。
昔は「世間体なんてルールなんて大人なんて糞喰らえ」と
バンドと自分たちを愛してくれる人だけを大事に音楽やってきてたのに
今では「大衆的なバンド」と言いますか。
世間がONE OK ROCKというバンドに求めるニーズに彼らが合わせる。
これは「妥協」ではなく「成長」だと私は思います。
ほんの少し前までは「俺らは変わってなんかないよ」って言い続けてきたTakaが
「変わったよ。変わらなかったらおかしい。変わらなきゃダメなんだ」と言った。
この言葉でようやく、私の中に長年溜まり続けてたわだかまりというか
彼らに対する目線が、少しやわらいだかな、と。
だって、Takaが「変わった」って認めちゃったら私も受け入れるしかないじゃない。
Takaが「日本向けのバンドパフォーマンス」をするならば否定も批判もできないよ。
きっと彼も悩みに悩み抜いて、今回の構想に至ったはずだもの。
そりゃね、10年もバンドやってりゃさ、10年前小学生にもなってない子たちが
ライブに来るようにもなるわけです。今後もっとそれが増えるわけです。
ライブハウス時代の彼らを知らなくて当たり前、アリーナやスタジアム規模の
ライブしか知らなくて当たり前の世代が増えてくるわけです。
客層がそうやって変化し続けていくのに、彼らがいつまでもライブハウス時代の
パフォーマンスをし続けていいわけない。それだけがプロではない。
彼らの色を無くさない程度に、だけど初めて来た人がまた来たいと思える
ちょっぴり激しくて、でも苦しくなくて、笑顔で帰れるライブをすることも
今の彼らには必要とされていることなのかもしれません。
スタジアムでのライブ、海外ツアー、海外でのアルバム制作。
色々な経験を積んで、色々な苦労を越えて、色々な世界を見てきた彼らが
日本に帰ってきて、自分たちのやりたい事ではなく
今度は「自分たちの何を必要とされているのか」を追求した上でのこのツアー。
昔からのファンには違和感しかないと思います。
私も初日は違和感だらけでした。
昔の曲と言って歌いだすのは一個前のアルバムの曲。どこが昔?
ファン同士大きく円になってみんなでサークルを作れという。
アイドルのコンサートのような演出。
ダイバーを減らすかの如く飛んでくる球体。
どうしてだろう、なんでだろう、どこを目指しているのだろう。
疑問だらけで終わったあとのモヤモヤがずっと残ってました。
でも2日目、最前ドセンで彼らを見て、遠くなったと思ってた距離が
物理的に近くなって、じっくり顔見ながらMCを聞きました。
突然発起したOP actも、謎の演出やコーナーも
彼らがやりたいことをやりつくして世界を目の当たりにして
改めて客観的に自分たちのバンドを見直した時に足りないもの、
もっともっと胸張って「ついてこい」と言えるために、最強のロックバンドになるために
必死にもがいて導き出した結果がここにあるんだ、この形なんだとわかった。
これが正解か不正解か私にはわからないし、本音で言えば
こんな形のONE OK ROCKは違うと言いたい。
うまく言葉にできないのが本当に悔しいのだけれど…
Takaが言っていた言葉を借りるならばこれは必然や宿命なのかな。
このバンドに与えられた奇跡ではなく、やらなければならないこと。
売れるためではなく、上に行くために極めるべきところ。
Takaの言い分からすると、今後近いうちに東京ドーム公演も視野にあるんだと思う。
私からすればドーム公演でロックバンドが出来る限界なんて決まってる。
Takaもきっと前までそう思っていたと思う。
でもこれは所謂古株の希望や意見であって、大衆的に言えば限度はない。
やり方はいくらでもある。
今の彼らがやるべきことは昔からのファンだけに向けたライブではない。
どこかでONE OK ROCKを知ってライブに来た新たな層に向けてのライブ。
どんな環境でも、どんな会場でも、自分たちの音楽を求めてきた客に対して
彼らが精一杯届けられるように、世界観を広げる。見方を変える。
人気に伴ったバンドパフォーマンス、ライブ性を見つけるための一歩なのかな。
凄くね、色々思うことはあるの。
だけどTakaもきっとなにか吹っ切れた部分があるんだと思う。
凄くバカでダサくてかっこいいバンドだと思ってた。
常に反抗期で中二病で狂っててアホで愛おしくて。
そんな彼らが、彼らの音楽が大好きだった。今でもそれは変わらない。
だからこそ、そんな彼らが導き出した答えがこれならば
私はそれも受け止めて受け入れて愛し続けたいと思う。
2日間通して、違和感はぬぐえないけどモヤモヤするけど
納得させられてしまった。大きくなった彼らを目の当たりにしてしまった。
もう否定なんかできるわけないじゃない。
だってみんな楽しそうだったもん。
嫌いになんてなれるはずないじゃない。
10年追っかけてきた気持ちはそんな簡単に捨てられない。
彼らの、今の4人の出した答えに文句はひとつもないよ。
ただあるとすれば、客側に対して。
最初にも書いたけれど、サポートアクトに対する態度もそう。
単純にマナーもそう。年々悪化してきてるのは毎ツアー痛感してる。
でも「罪悪感」だとか「常識」だとか「思いやり」だとか
そういった基本的なことすら欠けてしまっているのが現状。
モッシュやダイブに関してはわかるの。慣れてなければ仕方ないし
嫌だと思うのも仕方がないと思う。それは人それぞれだからね。
でもね、せめて他人の為に髪を縛ったり、
危ないアクセサリーを外したりはできるんじゃないかな。
「会場内撮影禁止です」って言って回ってるスタッフの前で
悪びれる事もなく平気で堂々と写真を撮ったり。
まだね、まだ、本人が出てくる前のステージを撮るのは大目に見ても
アンコール終わりで本人が挨拶して回ってるのに
盛り上がって周りが見えていないのかはたまた本人含めで撮りたいのか
サークル厨がよってたかって集合写真を撮り始める。
スタッフに大声で注意されて不満そうな顔をする。
それっておかしいことじゃない?どっちが間違ってるの?
せめて本人はけきるまでは見送ろうよ。ありがとうの気持ち送ろうよ。
写真なんかいつでも撮れる。外で再集合すればいいじゃない。
スタッフが大声あげて注意してくれて、「そんな事してるの?」って
周りを見回す周囲のファンにも不快な思いをさせてる。
凄く楽しいライブだったのに、最後の最後でそんな非常識なこと
目にしてしまったら、すべて水の泡だよ。
気持ちはわかる。ステージ撮りたい気持ちも、みんなで集合写真も。
だけど、日本では基本的にNGなことじゃない。
わかりきってることじゃない。どうして守ろうともしないの。
バレなければいい?本人いなければいい?
我慢してる他のファンがバカみたいじゃない。
退場してる時もそう。通路に立ち止まって写真を撮る。邪魔。
早く帰らなければいけない人もいる。怪我にもつながる。
どうしてもっと周りの事考えて行動できないの?
自分が楽しければそれでいい?注意されて嫌な気分するならやらなければいい。
どうして「通行の邪魔ですよ、進んでください」って言った側が
「はあ?wうざww」とか言われなきゃいけないの。
うざいのも目障りなのもそっちだよ。
レッドブルが欲しいのもわかる、タバコ吸いたいのもわかる。
でもゴミは持ち帰ろうよ。落としたら拾おうよ。気にしようよ。
タバコも灰皿ないならあるところで吸うか、吸い殻持って帰ろうよ。
平気で捨てたまま帰るのはどうして?ここは君たちの部屋ではないよ?
ブロック内でペットボトル落としちゃったら、帰るときに探そう?
見つからなかったら一つ拾って捨てて行こう?
ライブハウス時代はみんなゴミ拾いして帰ったよ?
アーティストに感謝するだけじゃなく、会場にも感謝してたの。
スタッフにも「お疲れ様でした、ありがとう」って声掛けて帰ったりしたの。
みんながみんなそうじゃなかった。少数だったよ。
だけど、新しい層の客が増えて少数派だけじゃやりきれなくなった結果の今。
少しでも周りを気遣う気持ちがあればまた昔のようになれるはず。
広い会場になればなるほどライブ中の一体感もなくなるし
そういう気遣いも減っていく。だからファン同士のもめごとが起きる。
顔ファンとか、女がキャーキャーうるさいとか、そういう次元より
もっと直さなきゃいけない言わなきゃいけないことあると思うんだけど。
Be the lightの携帯演出だって、横浜スタジアムで
Takaがやれって言ったからやれたこと。
Be the lightも歌ってないし、野外でもないし、Takaも許可してない。
なのに携帯普通に出してライトつけてアンコール呼び込みしちゃダメ。
あんなにたくさんの数がやってしまったらスタッフだって注意できない。
初めて来た子は「これがわんおくの呼び込みなんだ」って勘違いする。
よかれと思ってやったことだと思うけどね、
あれは野外だからよかったし、本人の希望があっての事だった。
今回はそうじゃない。公演中はしまっておこうよ。
下手したら不正行為で公演中止になることもあるんだよ。
撮ってないからいいじゃん、では済まないの。
そう思ってても撮ってる人は必ずいる。収集がつかなくなる。
こうなることが不安だったから横スタのあの演出も反対だったのに…
ほーら言わんこっちゃない。
これが当たり前になってしまったら、それでも彼らは受け入れるのかな。
よしとしてしまうのかな。これだけは私は受け入れられない。
だから私はONE OK ROCKのファンと仲良くなれないんだよな。
昔からの友人たちは変わってしまった彼らやファン層に耐えきれず
離れていってしまったし、今はこの私の感覚を理解してくれる友人と
実の姉としか共有できない。なんか虚しい。
各々の楽しみ方があったっていいと思うの。
だけど、それを不快に思う人間もいることを少しでも考えてほしい。
みんなやってるからいいでしょ、って単純に想ってほしくない。
変わった彼らを受け入れることはできても
相変わらず今のファンの子たちとなれ合うことはできない。
みんなONE OK ROCKが好きなはずなのにね。
凄く悲しいことだと思う。
今回のツアーでは特にそれが浮き彫りになった。
我が我が精神は昔からあったけど、それでも同じ空間で
同じ好きなアーティストで盛り上がっていくうちに
気付いたら全くの他人だった人と肩組んで騒いでる事が多かった。
昔はちゃんと「同志」って感情を持ってたのに。
一緒にされたくないとか余所は余所精神とか「個」が目立ちすぎ。
身内は身内で囲いすぎ。みんなで楽しもうって気持ちがなさすぎ。
ONE OK ROCKが変わった理由をここまで考えてる人が
どれだけいるかわからないけど、同じように思ってくれる人が少しでもいれば
私みたいな人たちも少しは気が晴れるんだろうな。
今後ツアーが各地で開催されますが、
OP actはじめ、全ての人が最高だったと笑顔で言えるライブになることを願います。
次は新潟・朱鷺ですね。サポートアクトは高橋優さん。
ねごとさんの時のように盛り上がりに欠けることはないでしょうが
行かれる方は、優さんから全力で楽しんでください。
優さんも本当に素敵なアーティストさんですし、必ず盛り上げてくださいます。
同じアミューズですしね!BBQに来られた方はわかるでしょうが。
Take me to the Topです。私達が、彼らを、トップにしてあげましょう。
バンドはいいのにファンは最低だなんていわれないようにしましょう。
どうか怪我なく、楽しんでください。
静岡公演、お疲れ様でした。