「いい?引越し先でもし何か問題があったらすぐに電話してきなさい。
ここにずっといて、ここから大学院に通ったっていいんだからね。」
と言ってくれた。
ホストマザーは以前にも何度か、
同じことを言ってくれていた。
「もし引越し先が見つからなかったら、
見つかるまでここにいてもいいのよ。
あなたのためにもっと大きな部屋を用意してあげる。
私はあなたと暮らすのが好きなのよ。」
ホストマザーはスペイン語圏 (エクアドル) 出身
ということもあって、正直口調がきつい。
なので怒ってるのかと思って、恐る恐る聞いてると
時々こんな親切なことを言ってくれている。
一緒に住んだハウスメイト達にも別れを告げる。
彼らもまた数日後にはそれぞれの国に帰ることになっていた。
3人とも地元では現役高校生なので、私よりずーっと若い。
まさかこの年になって高校生と一緒に通学するとは思わなかった

でも、楽しかったよ☆
そうこうしているうちに
ロータリークラブの担当の人が車で向かえにきてくれて、
新しい引越し先に向かった。
引越し先は、大学のすぐ近くの家で
また別の家族のところへホームステイすることになっている。
本当、無事見つかってよかった。。。

ブランダイス大学は、
大学院生向けに寮を提供していない。
なので私たちは大学から紹介された、役にたちそうなURLから
自力でアパートを探さないといけなかった。
例えばこんなサイト

・Full Dorm http://www.fulldorm.com/?p=home
・Jump off Campus http://jumpoffcampus.com/
アメリカに来たときには全く何のメドもたっていなかった。
正直、かなり不安だったけど結局ロータリークラブの人が
知り合いを紹介してくれて、
私は本当に何もしなくてよかった。
そこの家の息子さんが、私が家を探し始めたつい3日前に
日本に旅立ったらしく、(アメリカ人で、英語の先生としての派遣)
その息子さんの部屋をちょうど誰かに貸そうと思っていたところだったらしい。
なので仲介料や前払い金を払う必要も無かった。
新しく家具も何も買わなくて済んだ。
そしてロケーションも完璧

大学からは歩いて25分、
大学の無料シャトルバスを使えば8分で着く。
シャトルバスのバス停までは歩いて30秒、
大型スーパーマーケットまで歩いて1分。
知り合いだから、詐欺に合う心配もないし
困ったときはロータリークラブの人に相談できる。
本当にありがたい。
引越し先に着くと、ロータリークラブの人が
新しい枕とシーツをプレゼントしてくれた。

誰も知り合いがいない国に来ても、
結局こんな風に色んな人に支えられる。
色んな親切が本当に心に染みて、
私は本当に幸せものだって思った

無事、この1ヶ月が過ぎてよかったな。
この1ヶ月の間で、
銀行口座を開いたり、
ロータリークラブの奨学金を受け取って学費を払ったり、
携帯電話

結局、1ヶ月間の準備期間があって本当に助かったのだ。
(むしろ無かったらどうなっていたことか。。><)
そしてこの日、日本にいる友人から
タイミングよくこんな曲が送られてきた。
※動画は貼り付けられないけど、You Tube で検索してみて☆
あらためて聞いてみるとかなりの名曲です。
歌詞はこちら
Mr.Children 『旅立ちの唄』 の歌詞
この歌詞のように、たとえどの国にいたとしても、
自分が好きだって思える人生を
これからも歩んでいきたいと思った。
・・さ、これからが本番!
明日から、とうとう大学院生活が始まる。
