伝わっていた思い | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

7月14日(火)、視覚障害者グループの集まり。

苛性ソーダを使わないアディコトという
石鹸作りを習おう、という話を進めていた。

その時、メンバーの1人が提案した。

「もう前回のキーホルダーのような問題が2度と起こらないように、
会で習う石鹸作りを個人的にもしくは他の機関で
行わない、という誓約書を1人1人書こう」

そのメンバーは、会長が個人的にキーホルダーを
販売するという問題について
私と1番話し合った人だった。

もちろんその場で全員が賛成した。

彼らはその後自分たちでちゃんと考えていたのだ。
私が伝えたかったことはちゃんと伝わっていたのだ、と
思えた瞬間だった。

ちょっと感動・・。 (ノ_・。)

あの問題を通して成長したのは私だけではなかった。
メンバーも、ちゃんと成長していたのだ。

何か問題が起こったとき、
みんなで根気よく議論をして解決し、
今後同じような問題が起こらないようにする。

彼らにはもうそれができる。
これから、きっと会はもっと良くなっていくだろう。

嬉しさで胸がいっぱいになった。得意げ