一時帰国 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

5月上旬に、イエメン隊員とメキシコ隊員が
緊急一時帰国となったことを知る。

イエメンは3月にあった韓国人を狙った国内テロの影響、
そしてメキシコは新型 (豚) インフルエンザのためであった。

一時帰国と言っても、状況によっては
任国にもう戻れないこともある。

イエメンにはエジプトの研修で知り合った隊員がいて、
メキシコには駒ヶ根の訓練で同じ班だった隊員がいる。

とても人事と思えないのである。


メキシコの隊員は、
活動予定を全てキャンセルしなければいけないもどかしさ、
自分は避難できるけど、現地の人は
そこで生活しなくてはいけないという現実が悲しい、と言った。

そうか、そういうことがあり得るのだ、
とはっとさせられた。

もし自分が一時帰国になったら・・・そんなこと考えたくない。
それは、あまりにもつらい。

この10ヶ月間、ベナンで無事に今まで過ごしてきた。
最近は、体も慣れてきて体調を崩すことがほとんど無くなった。

1日1日無事に過ごせることのありがたさを
忘れかけていた。

どうか、あと1年と2ヶ月、無事に過ごせますように。
そして、イエメンとメキシコの状況が
1日でも早く良くなりますように。


P.S. 6月上旬に、メキシコ隊員は無事任地に戻れたようです。