はしか | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

11月17日(月)の朝、
ぐっすり眠れすっきりした気持ちで目が覚めた。

当然、発疹も治まったろうと思った。

しかし、治るどころか全身に広がり
ますますひどくなっていた。

自分でも見るに耐えないほどあまりの肌の悲惨さに
精神的ショックが甚だしかった。
熱のために顔も真っ赤で
人前に出られる状態ではなかった。

急遽、コトヌに上がり病院に行く病院

すると・・・

「はしか」 と言われた。

はしか??

3日熱はしか(=風疹) らしい。

特に薬もなく、2・3日で自然にひくらしい。
ただし人に移るので注意しろと言われた。

そういや私風疹かかってなかったっけ・・。
小さい頃の記憶がよみがえる。

あの日、両腕、両足に発疹が出て
医者に行ったのだ。

お医者さん 「う~ん、手足には発疹があるけど
背中とお腹には出てないし・・
これは風疹かどうか正直私には分かりません」

あの時、やっぱり風疹にかかってなかったんだ。
まさかあれから20年以上たって、
ベナンで風疹にかかってしまうとは。

小さい頃予防接種しても、
アフリカでかかってしまうことがあるらしい。

ふ~ん。

しかし、はしかよりもびっくりしたのは
その後の血液検査。

検査の後、ひどい貧血が起こり、
呼吸困難、全身のしびれ、両手両足の硬直が起き
意識を失いかけた。

同じような症状をモロッコのサハラ砂漠で
経験したけど、あの時よりもひどく
死んでしまうかと思った。

もちろんそんなんで死ぬことは無く、
どうやら栄養不足がたたったらしい。

急遽注射を2本打ってもらってすぐに回復したけど、
さすがの私も本当にびっくりした><

そんなこんなで結局、
水曜までの予定を泣く泣く全部キャンセルし
コトヌに滞在することになったのだった。