1ヶ月間、研修でいないらしい。

普段でさえ、週に1、2回しか顔を出さないのに
なんだかあまりにもひどい、と思う。
いつ出勤するか分からないので、
住民が来るたびに
「彼女はいない、いつ来るか分からない」
と申し訳なくいつも言っている

結局、機能していないのである。
CPSはユニセフや外部機関の援助申請の窓口となり、
事情があって学費や医療費が払えない人に
無料になるための書類を作成している。
他に権限のある職員がいないので、
彼女がいなければ、申請はできない。
3日間1日中待たされ続けた人もいた。
それだけではない。
CPSに来る幼い子供に掃き掃除をさせ、
お客さんに食べ物を買いに行かせたり、
仕事を手伝わせたりする。
そこまで忙しいわけでもないのに。
申請を上に通すか通さないかは
CPSの上司の機嫌によって決まるので
みな文句ひとつ言わず、逆らわないのだ。
これじゃ、いくらユニセフなどの援助機関がお金を出しても、
現地の公的機関がこんな状態では
サービスが住民に全然行き渡らない。
識字教育もいいけど、
こういう公的機関に勤める人の教育レベルも上げることが
大事だとつくづく感じた。