「冷たい風!!!」
25年前、勤め帰りに歩いていた室見川沿いで
受けた
佐賀県背振山颪(おろし)を
思い出した
居場所クリエイター どてなべ。です。
こんな冷たい風を感じている、
大阪人にとって、
また、つらいニュースがありました。
どてなべ。自身、
先に朝刊で見つけた夫から聞いても
「ええ!!」と言いながら
「やっぱり、無理やったんや」と
一瞬、無表情になりました。
そして、だんだん感じていきました。
なんだか、悔しい。
もっと、摂生していたら・・・。
歯に衣着せぬ発言。
人それぞれ、好みはあるでしょう。
「言い過ぎ」
「怖い」
だけで済ませ、チャンネルを換えるのは
もったいない。
その言葉の裏には
真実があるから。
福岡に居た頃、
レギュラー番組を録画したテープを
大阪に居た兄が送ってくれて、
ひとり楽しんでいました。
兄もどてなべ。も母もCDを持っていて、
高校の後輩だった兄は
カラオケで必ず唄います。
大阪でのリサイタルは即、完売。
「福岡リサイタル公演決定!」となったときは
どてなべ。夫婦、両親、兄夫婦までチケットを
getして、最前列に座ることができました。
そして、どてなべ。は人生で
生まれて初めて声をかけました。
「じーんちゃん」
「は~あい♪」と
玄関の奥から
おばちゃんの声みたいな
返事をくれた
歌手としても最高のひと。
双子も「同じ人?」と
驚いていました。
妥協しない その生き方。
大好きでした。
無理しなくていいから、
ゆっくり養生して、
ずっと待ってるから。
復帰してほしかった。
残していた番組も
「また観れるから」と
消去したところでした。
書いていても涙が出ます。
多くの人に影響を与え、
多くのご縁を結んだのは事実。
「義理人情の男」だったそうです。
この人からいただいたもの。
引き継いでいく人が
多く この日本にいることを、
どてなべ。が大好きな
大阪の人だったことを
誇りにして、
ご冥福を祈りたい。
やしきたかじんさん。
ありがとう。
合掌。