今日は午後から2時間

ドー○センターでの

不妊治療のいま、これから」という

セミナーに参加してきました自転車


そもそも・・・

私がカウンセリングを学ぼうと

思ったきっかけは

自分が不妊治療を受けている際に

精神的な支えが(医療側の窓口)が

皆無だったから


「このモヤモヤを何とかしたい」と

思っている人はいるはず・・

私もそうだったから・・・


自分がつけていた

「不妊日記」なるものを

棚の奥深くから

引っ張り出して

読み返したサーチ


我ながら

よく頑張っていたもんだ

8年間の治療記録メモ


結婚10年目でやっと授かった

双子の子育てに追われ、

全く目を通していなかった


当時の治療内容と

心情がびっしり

書き込まれていた

途中で交通事故に遭って

中断を余儀なくされたこともあった


読んでて涙が出た


痛くて、辛い毎日

だったはずなのに


涙はそこじゃなっかった

歯がゆい毎日の中で

もめることも

しばしば あった夫との関係


でも、治療に協力してくれた


涙が出たのは

「この人の子がうみたい」

と 小さく走り書きしていたところだった


今日のセミナーにも

何組かご夫婦で参加されていた


治療する上で、リスクを背負う割合は

圧倒的に女性が多い

男性が手術をうける治療もあるが

普段の女性への負担はその比ではないだろう


痛みや辛さを

お互いを理解するのに

一緒に参加するのは

とてもいいことだ

参加されたご夫婦も

「自分たちの子どもを・・・」と

切に願ってのことだろう


セミナーの中で色々な選択肢、課題がでた



・いつ始めるか?

・どんな 治療を受けるか?

・治療内容は?

・どれだけ注射するか?痛いか?→これは恐怖をあおってしまうので反対むかっ


続けている人に対して

・止め時をいつにするか?


もし、治療を止めたとして

・二人で生きていく 

・養子をもらう


または、

・不妊は晩婚化による現代病だ

 

・日本の家制度(子どもに家を継がせる)が悪い

などの

識者の意見が出ていた


今日のテーマに即しているのかもしれない

選択肢の多さを

アドバイスしているおつもりなんだろうが


でも

養子、現代病、家制度について

個人的な意見で言わせてもらうと


治療の真っ只中におられる

当事者に言っていいものなのか?


「子どもができないことを気にするな」という

真意なんだろうが

それは励ましにも慰めにもならない


心を扱う仕事を目指している者として

心が乱れてしまった


我が子を腕に抱くために

想像を超える辛い日々


痛みや恥ずかしさ、虚脱感に耐える妻


その妻に「何もしてやれない、頑張れとも言えない」

歯がゆく、辛い思いの夫


この現状を知らない方々

想像してください


かきむしられるほどの敗北感

味わったことがありますか?

努力しても 報われないことがある と

思い知らされる日々


それを理解してもらえない

誰にも言えない

別に理解してもらえなくてもいい

そんな日々を送っていることを

知って欲しい

ただ、聴いて欲しい

見守って欲しい

私がそうだった


今、頑張っている方々

ちょっと 立ち止まってください

ふっと力を抜いてみて・・・


敗北感なんて言って

ごめんなさい


負けてはいないんだよね

何にも


どうか周りの言葉に

まどわされないで


夫婦で軸を持っていれば

いいじゃない?

それは どんな選択であってもです


人生には 何もムダはない

あなた方が 歩いている道には

必ず、気づきや学びがある


あなた方はそれを

得ることができる人たちだから


私がそうだから