私の心の中で何かが変わった日・・・
かねてから引っ越すために物件探しをしていたのだが、
ちょうど良さそうな部屋が見つかり、
入居者が退去するのを今か今かと待って、
ようやく彼と一緒に見に行ってきた。
思ったよりやや狭く感じるものの、
築浅のきれいな部屋でここに決めようと思った、
帰りの車中での出来事。
「ほんとにいいのか?」
「うん、ちょっと狭い感じはしたけど、他はいいし・・・」
「ちゃんと決心できてる?」
「後悔しない?今会社の寮で楽に安くいい暮らしできてるのに大変になるんだよ。
それでもいいの?」
「う・ん・・・」(?)
「だってよ、もしも、もしもーの話だよ。
もしもこのままの関係が続かなくなったりした時があったりしたらさ、
それで(私が)一人暮らししたこと後悔するようになったら、
かわいそうだからさ・・・」
「・・・・・・・・・・」
私の中で何かが変わった瞬間だった。
「最後まで責任はとれないからね」
「自分の行動の責任は、自分でとってよ」
なーんて、言われたような気がしてならなかった・・・
もちろん、
今回の引越しは、彼のためだけにするのではない。
ここ一年くらい、私の中で引越し願望は高まってきていた。
彼と出会う前から。自分の人生を考えていた中で。
でもなかなか踏み出せない自分がいた。
新しい環境へ飛び込む勇気がまだ持てないでいた。
今の環境に甘えてだらだら過ごしていた。
だから、彼の存在が、引越しに対する大きなきっかけであったことは間違いない。
後押しをしてくれる彼の存在が心強いと思っていた。
一人暮らしをしても寂しくないかもしれないと思っていた。
この一人暮らし、環境の変化が二人の関係に大きな影響を与えるだろうとも感じていた。
よくも悪くも。
そして、はまってはいけない、と自戒する自分もいた。
決して、
彼は、そういうつもりで言ったのではないと思う。
冷静な大人のアドバイスをしてくれたのだと思う。
私のことをちゃんと考えてのことだったのかもしれない。
しかし私はそう捉えてしまったのだ・・・
「責任はきちんと自分でとらないといけない・・・」
そう、この恋愛に対して・・・
「今好きだから」
では、終わらすことができないことに、心が気づいてしまった・・・
私は彼との恋愛を続けていくことはできない・・・