いま彼は人生の中で最も大きいと言っても過言ではないほどハードなテーマに向き合っている。
夕方ごろ、そのことで凄く落ち込んだ様子を話してくれたので、話を聞いてみた。
最初はとにかく話を聞こうとしていたのだけど…無意識にも彼を励ましたいという衝動に駆られて、話を聞きつつも、ついついアレコレ喋りながら「あなたは間違ってないよ!」みたいな感じでね…正論じみたことをアドバイスしたんですね。
その一方彼は凄く落ち込んでいて、論理的な口うるさいアドバイスを全く求めてなかったどころか、嫌な思いをさせていたのです…
ついに我慢の限界がきたのか彼はハッキリと「さぁちゃんの説明も頭では分かるけど、心がついていかない」と言ってくれてハッとしたんです。
「あぁ、やってしまった…」無意識に私はアドバイスという名のクソバイスをしてしまったのです…😭
というのも、女性性開花プログラム(AFP)で大切にしていることはお互いをそのまんま“見守り合う”という事。その前提には「今必要なことが完璧なタイミングで起きている」という相手への敬意があるのです。なので例え相手が泣いていても、まずは見守ります。私はそれを何度もやっているのに関わらず…ついつい「何とかしてあげよう」「励ましてあげよう」と、、今ここの状態の相手を変えようとしていたのです。
もちろん相手がアドバイスを求めているなら、それは必要なことだと思いますが、今回の場合は違うどころか、むしろ彼をもっと苦しめていたのです。
それに気がつき、お喋りの口を閉じて
静かに彼の横に。
「心の中で、ごめんね…ただ、見守るだけでいいんだよね。こんなツラい時に色々アドバイスしてごめんね…」と前向きな反省。
そうすると彼はやっとありのままの自分、悲しみを感じる自分で居させてもらえることに緩んだのか、思わず涙を流し、ただただ悲しみを感じていたのです。
その姿を見ながら、「あぁ、よっぽど苦しかったんだなぁ」と実感し、何も言わずに、涙を拭くこともせずに、ただただ涙を流すありのままの彼の横に。
そんな一連の出来事を通して、去年の4月を思い出した。去年の4月は私にとって人生で最も悲しいことがあって悲しすぎて声が出なくなったことがあったのね。その数日間彼は、なーんにも言わずに、ただただそばにいてくれた。
ありのままの自分で居させてもらえるってどれだけ救われたか…
でもこれを他人にするのって
特に身近な人や大切なひとに対しては
結構ハードルが高いんですよね。
今でこそこんな風に体験を学びに変えらているけど、それは普段から互いに自分と向き合い、相手と本音で対話する練習をしているからだと思う。
といいつつも、私たちは最初からこんな風な会話ができた訳ではなく、何度も不本意に傷つけてしまったり、悲しませたり、がっかりさせてしまったり紆余曲折しながらの今なんですよね。
今回のことを通して気づいたこと✏️
相手の話をまずは聞いてみる。
求められていないアドバイスはクソバイスになる。
相手に敬意を持って見守ってみる。
これってパートナーシップだけじゃなくて
自分に対しても同じことだよね。
ツラい時、悲しい時、嬉しい時、真っ先に自分にアドバイスするよりも、まずはただ素直な自分に寄り添ってあげたいなぁ、見守ってあげたいなぁ。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます😊
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