SUGURUのライフブログ -2ページ目

鉄剤とお茶の組み合わせはNGだったが…

「あ、ダメダメ! ちゃんとお水で飲まないと効果がなくなるよ」

つい先日、花粉症用の鼻炎薬をお茶で飲もうとしたら、その場に居合わせた友人にそうたしなめられた。

確かに、水以外のもので薬を飲むと効果がなくなるというのは、幼いころからなんとなく耳にしてきたことではある。けど、それって本当なのだろうか? 医療ジャーナリストにして医学博士の森田豊先生に聞いてみた。

「確かに以前は、薬の中でも鉄剤(貧血治療用の薬剤のこと)について、お茶に含まれるタンニンが鉄分の吸収を抑制してしまうといわれていました。ところが近年になって、お茶に含まれるタンニンは少量で、そのような影響があるわけではないことが判明したので、気にする必要はない、というのが最新医学の常識となっています」

実際、森田先生もわりと最近まで、患者さんに「鉄剤はお茶で飲まないように」と指導していたそうだが、現在は定説の刷新に合わせてあらためているという。ただし、水以外で飲んではいけないケースもあるので要注意だ。

「たとえばニキビ治療などに使われるテトラサイクリン系の抗生物質は、カルシウムによって吸収が妨げられますから、牛乳で飲むと効果が薄れます。また、R25世代にとってはまだ縁遠いかもしれませんが、高血圧治療薬をグレープフルーツジュースで飲むのもいけません。これはグレープフルーツに含まれるバイオフラボノイドという成分が、高血圧治療薬の代謝分解を抑制するためです」

ちなみに筆者の個人的な体験でいえば、風邪薬をビールで飲んで激しい頭痛を引き起こしたことがあるのだが、これについては「薬以前に、体調の悪い時の飲酒が良くない」(森田先生)ということらしい(当たり前か…)。理論上は、一般的な風邪薬や頭痛薬であれば、お茶、ジュース、コーヒーはもちろん、ビールなどアルコールで流し込んでも、必ずしも害があるとは限らないのだそうだ。

とはいえ、薬の成分によってどんな影響が出るのかは素人には判断できないので、これはどうしても水が手に入らない場合の急場しのぎと心得ておくべきだろう。「薬は水で飲む」というルールを守っておくに越したことはないのだ。

たばこ臭いと扇風機、パワハラ認定146万円

 「たばこ臭い」として真冬などに至近距離から扇風機をあてられるなどのパワーハラスメント(職権による人権侵害)を受けたとして、外資系消費者金融「日本ファンド」(東京都品川区)の契約社員3人が、同社や元部長の男性に慰謝料など計約736万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。

 石井浩裁判長は「嫌がらせ目的で不快感を与え続け、著しい精神的苦痛を与えた」とパワハラを認定し、同社と元部長に計約146万円の支払いを命じた。

 判決によると、元部長は2007年12月、喫煙者の契約社員2人に向け、一日中、風が直接当たるように扇風機を固定。約半年間にわたって風を受け続けた1人は抑うつ状態との診断を受け、約1か月休職した。また、元部長は3人に「給料をもらっていながら仕事をしていませんでした」という内容の文書を提出させたり、怒りにまかせて突然殴ったりしていた。

HIV1型に効く抗体を発見=米研究チーム、予防薬開発に応用

【ニューヨーク時事】米国立アレルギー感染症研究所を中心とする研究グループは、エイズウイルスの主流であるHIV1型を劇的に無力化する抗体を発見したと発表した。HIVウイルスは変異しやすいが、8日付の米科学誌サイエンス(電子版)に掲載された報告によると、今回特定された抗体はHIV1型の変異株の9割以上を無力化する。将来は、ワクチンや予防薬などへの応用が期待できるという。
 研究グループは、エイズ感染者から提供を受けた血清を徹底的に調査。その中から、3種類の抗体とそれを産み出す細胞を特定することに成功した。