本当にそれは突然でした。

忘れもしない9月半ばの日曜日のことです。
起きたら主人は既に外出していたので、のんびりと過ごしながら昼過ぎに何となくメールを開きました。

すると新着メールが1件。
主人からでした。

[結婚して26年。
愛されてると感じない日々で、このまま人生が終わるのは嫌なので自由になりたいです。
離婚して自由にさせて下さい]

少し端折ってますが、そんなメール内容でした。
生まれて始めて味わう感情に混乱しつつ、すぐに電話をしました。
もちろん出てはくれません。
メールを打つ手は震えていて、血の気が無くなるように体がサーッと冷めていくのを感じながら、涙が止まらなかったです。

[明日の昼間に話に行きます]

そう返信されてからも、電話には出てはくれませんでした。

深呼吸をしてから部屋にいる息子に、パパから離婚を告げられたよと報告しながらも涙が止まりません。
息子もとても驚いていて、私を気遣ってくれました。
少し気持ちが落ち着くと、息子がポツリと呟いたのです。

「こうなる気はしてた。帰って来ない日は多いし、ママには冷たかったし最近のパパはとくに酷かったよね」

そう言って悲しそうに笑った息子の顔は今でも忘れられません。