初めて乗る飛行機にとまどっている内に
罪悪感も後ろめたさも全部消えていった。
でも、罪悪感を背負う事も
思い返せば何もなかったのに。
なぜかあの日、
心のどこかで少しの罪悪感を感じていた。
初めての空港、
降りる人の速さにも付いていけずに
回りをキョロキョロしながら友達を見つけて駆け寄った。
“ご飯食べに行こうよ、友達が新宿にいるらしくて一緒に良い?”
この一言がすべての始まりだった。
厳密に言うともっと前。
友達がたまたま友達の友達だったから。
彼がたまたまあの時間新宿にいたから。。
私がたまたまあの時間東京にいたから。
もっと、もっと前。たまたまが重なったのがあの日だっただけ。
充電がないから連絡ができないと
知らない人との連絡ツールになった私の携帯は
あの日から、私と彼を繋ぐ大事なツールになった。
あの日、あの瞬間の偶然がたまたま全部が重なりすぎて
きっと私達、恋に落ちたんだね。