野球のお正月といわれる2月1日のキャンプインがまもなくに迫ってきた。キャンプインに向けて、ソフトバンクの今季の新加入・新入団の選手を見ていきたい。
最大11.5ゲーム差をつけて首位を走りながらも、リーグ3連覇を逃したソフトバンク。このオフの補強を見ると、昨季3Aで30本塁打を放った左投げ右打ちのジェンセンのみと、大きな補強を行わなかった。
ドラフト組は、“最大の目玉”といわれた田中正義(創価大)を5球団競合の末、獲得に成功した。2位以降は、高校生を3人指名するなど、将来を見据えた選手の獲得となった。
【IN】
ジェンセン(内野手/ダイヤモンドバックス)
田中正義(投手/創価大)
古谷優人(投手/江陵高)
九鬼隆平(捕手/秀岳館高)
三森大貴(内野手/青森山田高)
【OUT】
森福允彦(投手/巨人)
金子圭輔(内野手/球団職員)
巽 真悟(投手/戦力外)
細川 亨(捕手/楽天)
柳瀬明宏(投手/阪神)
バリオス(投手/自由契約)
猪本健太郎(内野手/ロッテ)
カニザレス(内野手/自由契約)
ジェンセン選手のこと調べました
カイル・グレゴリー・ジェンセン(Kyle Gregory Jensen, 1988年5月20日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州コントラコスタ郡ウォールナットクリーク出身のプロ野球選手(一塁手及び外野手)。左投右打。
2009年のMLBドラフト12巡目(全体368位)でフロリダ・マーリンズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ジェームズタウン・ジャマーズ(英語版)でプロデビューし、55試合に出場して打率.280・4本塁打・24打点・3盗塁の成績を残した。
2010年はA級グリーンズボロ・グラスホッパーズ(英語版)でプレーし、125試合に出場して打率.272・18本塁打・86打点・5盗塁の成績を残した。
2011年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズ(英語版)とAA級ジャクソンビル・サンズでプレーし、2球団合計で130試合に出場して打率.299・27本塁打・76打点・1盗塁の成績を残した。
2012年はAA級ジャクソンビルでプレーし、132試合に出場して打率.234・24本塁打・84打点・1盗塁の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、フェニックス・デザートドッグス(英語版)に所属した。11月20日には40人枠入りした[1]。
2013年はAA級ジャクソンビルとAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレーし、2球団合計で130試合に出場して打率.235・28本塁打・78打点・6盗塁の成績を残した。
2014年はAAA級ニューオーリンズでプレーし、133試合に出場して打率.260・27本塁打・92打点・1盗塁の成績を残した。
2014年11月17日に後日発表選手[2]とのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[3]が、12月19日にDFAとなった[4]後、23日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースへ配属された[5]。
2015年はAAA級オクラホマシティでプレーし、128試合に出場して打率.259・20本塁打・71打点の成績を残した。オフの11月7日にFAとなった[6]。
2015年11月11日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[6]。
2016年は開幕から傘下のAAA級リノ・エーシズでプレーし、133試合に出場して打率.289・30本塁打・120打点・1盗塁の成績を残した。9月4日にメジャー契約を結び、同日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューした。9月9日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦ではマディソン・バンガーナーからメジャー初本塁打を放っている[7]。この年メジャーでは17試合に出場して打率.194・2本塁打・7打点の成績を残した。シーズン終了後の11月18日にDFAとなり、11月23日に自由契約となった[6]。