東日本大震災 | 漫画とゲームはやめられまへん

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2011年3月11日14時46分。
私は会社の5階にいました。
場所は神奈川県川崎市。


あれ、地震?
ホントだ、揺れてるね…

最初はそんな何気ない会話を
同じ部署の人と交わしていました。
すぐ止まるだろう、そんな気持ちでした。

ところが


え、なになに怖い!
次第にそんな揺れになり
周りも仕事の手を止めて呆然。

するとフロアにいる部長が
机の下に潜って!!と怒鳴り、
みんな我に返って一斉に机の下へ。

揺れはなかなか収まらず
ゴオォォォという地鳴りも聞こえた。
一体いつまで揺れるのか
というくらい長い長い揺れでした。
ビルには免震装置がついていて、揺れを逃がすために揺れに合わせて揺れるようになっているため、かつ5階ということもあり震度は5強でしたが、体感的には6強~7くらいの揺れだったのではないかと思います。

揺れと平行だったPCは平気でしたが、揺れと垂直だった給湯室の食器棚た倒れて扉が開き、食器が粉々になりました。

やがて長かった揺れも収まり避難。
外で点呼など全員の安否と安全確認したあと、徒歩で帰れる人は帰宅し、帰宅困難者は敷地内の食堂に集まりました。

結局私はそのまま会社で1泊しました
災害用備蓄品のペットボトル飲料が各自1本ずつ配られ、食堂の人が残っていたものでおにぎりと味噌汁を作って配ってくれました。
あのときのおにぎりと温かい味噌汁ほど心に染みた料理はないかも知れません。

翌日自宅マンションに帰りましたが、自宅はエレベーターが停まっていた以外は、室内も多少物が落下していたくらいで大きな被害はありませんでした。
でもマンション6階で一人暮らしだったので、またあの揺れが来たら…ととにかく数ヶ月は夜が怖かった


あれからもう7年です。

被災者の方々、身内や友達を亡くされた方の心痛には到底及びませんが、私にも忘れることのできない日になりました。

毎年3月には少しばかりの支援ですが、被災地から何かを買うようにしています。
本当は現地へ行くのが1番いいのでしょうが、なかなか都合もつかないため、申し訳ないですが通販で購入しています。

ただ私のポリシーとして、必ず被災地に店舗があるお店から購入するようにしています。
復興支援となっていても、愛知や京都にあるお店から買うのは何か違うような気がして…

これまで購入したものがこちら


2012年:ダイバースーツから作られたラバーブレスやラバーコインケースなど
2013年:大船渡市のお母さん達が使えなくなった漁網を編んで作られた、浜のミサンガ
2014年:陸前高田市のガレキから作られたガレキーホルダー。瓦礫には震災でついた小さな擦り傷があって、手にすると悲しくなった
2015年:南三陸町の砂浜から作られたモアイ像。色によって金運とか、恋愛運などの意味があります
2016年:陸前高田市のお米、震災後にわずか3.5kgの種もみから生まれた新種、たかたのゆめ
2017年:三陸、岩手県山田町の山田の醤油。甘めの濃口醤油でお刺身や卵かけご飯に良く合います。これ以降この醤油だけは美味しくてリピートし続けています


復興支援と言っていますが、毎年3月に "今年は何を買おうかな~" って考えるのは楽しいし、"こんなものがあるのか" って新しい発見があるのはうれしくもあります。実際それでおいしい醤油に出会うことができましたし。

そして2018年
今年はこれを買いました。


南三陸町オーイング菓子工房Ryoさんで販売されているスイーツキラキラ丼です。

はい、つまり全部お菓子です♥
ネット見ても食べてみてのお楽しみってことでネタバレ記事がないので、私も肝心部分のネタバレは避けますが、種類はゼリーやムース、少しのスポンジで出来ていて甘さ控えめなので、意外とさっぱり食べられます💮

旦那は1人で一気に全部食べました😤
(2個買っておいて良かった😅)


もしかしたら残念ながら私の記憶もいずれは風化していってしまうかも知れない…でも覚えている限りはこうして毎年3月には何かしらの支援をしていきたいなと思う。