こんばんは
第3話配信からすでに一か月、気持ちの整理が出来てないという言い訳ももはや無意味・・・(嘘ではないですけど)
ダラダラ伸ばすのも良くないと思い、今やることにしました
では、始めましょう
⚠⚠この先、本編のクライマックスについての記述があります、まだ観てない方はご注意ください⚠⚠
突如として始まり、日を重ねるごとに凄惨となっていったライダーバトル
残された時間はあと1日
劇場版や本編終盤でも「残り〇〇日!」といったタイムリミットが明確に設定されてましたが
あちらはやや時間があったので脱落者も少しずつ減っていってました
(劇場版と48話では「残り三日」と宣告されてました、恐らくここが分岐点なのでしょう)
でも今回は残り一話、そしてあと一日
一瞬の気の緩みも許さずにライダーが減っていきます
バズスティンガーに貪り食われる木村、相打ちとなり散った吾郎、そして・・・
鏡像に取り込まれた真司と蓮の一騎打ち、劇場版でも同様の構図が描かれてましたが
こちらだとドラマチックな演出が成されてます(ビデオパスでは劇場版のDCも観れるのでチェックしてみてください)
「主人公と相棒の強い絆」はW以降の平成ライダーでは顕著に描かれてましたが(蓮って相棒だっけ?)
こちらはそれを逆輸入した形がとられてました
(ただ本編に対して強い思い入れのある私には少しむずがゆい表現でしたね・・・嫌いじゃないですけど)
自身をリュウガだと思わせ自分から死のうとする真司、例え心が歪もうと必ず目を覚ますと信じて身を捨てる蓮
そして、蓮が浅倉の刃を受けることになり・・・
自信が望まない形で勝利者となるのはバトロワ物では多いですが、今回はそれに深い理由付けがされました
(予告の時点である程度分かっていたとはいえ、この展開は中々辛い・・・!!)
生き残った真司はサラに「アナザー龍騎を止める事」を託されます
この時サラは自らの命を真司に託します、龍騎ではよく見られる描写ですね
そして覚悟を持って現実世界に帰還、オリジナルとアナザーの激しい戦いが繰り広げられます
が、二人のライダーをもってしても倒せないアナザー龍騎は難なくオリジナルを打倒します
最後の手段としてジオウとゲイツに託されるライダーの力
(本編ではこの継承が描かれなかったのが心残りだったので私としては大満足です)
ジオウは龍騎サバイブの力を使い本編よろしく相手を圧倒します
(Revoltionが流れなかったのが惜しい・・・)
そして倒されたアナザー龍騎、ですが・・・
仮面ライダーオーディンが現れます
なんと彼は一連の事件の黒幕だったのです
備わった能力で二人を圧倒、そして遂に語られた3枚のサバイブの秘密・・・
ヤクザ井上敏樹様がどれだけ真摯に龍騎を描いたかが垣間見えるシーンでしたね
が逆にそのサバイブの力を利用することに逆転に成功したジオウ達
優衣・・・
(一連の行動から推測するに「彼」なのでしょうか・・・?)
そして何もかもが終わり、蓮から託されたある約束も終え、人込みに消えていく真司
彼がこれから描く未来は・・・
とまあ相変わらずムズムズする余韻を残して終わっていった龍騎ですが
概ね私の期待通りでした(「あなたの見たかった~」とはまた別の意味で)
蓮と真司の関係にある程度踏み込むのは予想してましたが、こちらは予想外を突かれました
「期待外れ」ではないですけど「そこまでやるか」とかみたいな・・・
でも実際本編での彼らの絆はあんなモノだと思うんですよね
お互いがお互いを心配しているけどあえて口に出さない
17年の時を経て、その壁が無くなったのでしょう
またいつか、二人の再開を願って・・・
最後に、再び「龍騎」の世界を作ってくださったキャスト、スタッフの皆様
本当にありがとうございました
私自身、龍騎は本当に思い入れのある作品なので
本作を観る際に相当身構えていたのですが
流石は一流の方々の作品、当時の空気そのものでした
平成ライダーのアニバーサリーという大変貴重なタイミングで大好きな作品に再び会えたこと
こうしてまた追いかけることが出来たこと
本当に感謝してもしきれません
ありがとうございました