いつまでも暑いショボーンと思っていたら、急に寒くなって、もうすぐ冬だ照れと実感するこの頃です。

ことのほか暑がりだったとこの歳になって自分を知りました。仕事やマストなこと以外は家で涼しく過ごすのが一番という気持ちの猛暑の夏でした。


[お出かけその1

秋の気配がやってきた頃、子どもたち、孫たちと機関車トーマスに乗りに行ったことは、自然の中で過ごす楽しさを思い出させてくれました。


実はこの機関車トーマス、数年前、実際経験した人から聞いた話ではあまり良い印象を持てませんでした。


エアコンも無い昔の車内、煙が気になって窓を閉めると灼熱地獄ガーンガーンガーン


それなので息子が誘ってくれた時、あまり乗り気でなかったけれど、断ったりしたら、もう誘ってもらえなくなるから、という理由で、行く飛び出すハートと返事したのでした。


ところが行ってみたら、なんと楽しいラブラブ

秋晴れの天気にも恵まれて、車窓からの景色がとても美しい。ボックス席で幼な子たちの嬉しそうな顔も楽しめます。自家用車での旅行がメインなわが家は、こんなのんびり鉄道の旅は長い間やってきていないことです。しかも長時間だと飽きてしまうかもしれませんが、ちょうど良い感じの時間で帰ってこれる、という。


この古い列車は、私が子どもの時、長野県の父の実家に毎年夏休みに行った時を思い出しました。その頃の記憶を辿って郷愁にひたっていたら、息子によると東海道線(わが家の最寄駅のある線)もこんな感じで記憶にある、とのこと。窓の下に小さいテーブルとタバコの吸い殻入れがあったよね、と平成生まれの彼も郷愁にひたっておりました。


[お出かけその2


先日、「第4回東大ばば門s座談会」を行いました。細々ではありますが、続いております。相棒のはまざさんが長期休養されているので、何とも心細いですが、新しいメンバーをお迎えするなど新しい展開もあります。


この座談会で、「川瀬巴水」の展覧会が『茂木本家美術館で行われている。美術館自体も素敵!という情報をいただきました。

正直私、「川瀬巴水」を知りませんでした。

むしろ海外で大人気で、3H(北斎、広重、巴水)と称されているとか。これを教えてくださった方は、フランス人のお友だちに巴水の展覧会をうらやましがられたとか。


私としては、これは何をさしおいても行くべき、とさっそく行ってきました。


巴水も美術館も本当に素敵で、楽しい大人の時間を過ごしました。


海外で、有名な所蔵品をもつ大規模な美術館も良いですが、ヨーロッパで、貴族のお城を美術館にしているような類は、もっと好き、という私。「茂木本家美術館」も後者の類です。日本もこのような美術館が増えてきました。


子どもと楽しめる時間、大人の時間、私には両方必要です。