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いつだっておとこのこたちは
きゅうにおとこのこになっている
おんなのこは
はじめからおんなのこで
あたしたちは
いちどたりとも
おんなのこでなかったときなんかなかった
おとこのこはいつのまにか
口数がへって
夏休みがおわると
日に焼けた体を
すこしかたくしている
くちをつよく
ひきむすんでいる
ようやくあたしたちの存在に
きづきはじめていている
きゅうにおとこのこになっている
おんなのこは
はじめからおんなのこで
あたしたちは
いちどたりとも
おんなのこでなかったときなんかなかった
おとこのこはいつのまにか
口数がへって
夏休みがおわると
日に焼けた体を
すこしかたくしている
くちをつよく
ひきむすんでいる
ようやくあたしたちの存在に
きづきはじめていている
あたしがなにかのようにいきて
あたしがだれのなかにいたって
ひかりはひかり
かげはかげ
きんいろのドアノブが
まわされる音
カーテンの繊維の隙間からもれてくる朝は
夢のなかでのあたしを
やわらかく否定する
あたしは日焼け止めをぬりながら
からだに被膜をつくり
だれともまじわるものかと
つくりわらいを浮かべてた
親切なおとこともだちが
背中からなげかける
どうでもいいだれかの
些細な話だって
あたしをゆるしてるわけじゃないと
しずかにいいきかせながら
あたしがだれのなかにいたって
ひかりはひかり
かげはかげ
きんいろのドアノブが
まわされる音
カーテンの繊維の隙間からもれてくる朝は
夢のなかでのあたしを
やわらかく否定する
あたしは日焼け止めをぬりながら
からだに被膜をつくり
だれともまじわるものかと
つくりわらいを浮かべてた
親切なおとこともだちが
背中からなげかける
どうでもいいだれかの
些細な話だって
あたしをゆるしてるわけじゃないと
しずかにいいきかせながら