洋楽紹介 ~コールドプレイ~
お待たせしました。今やオアシスと共にイギリスを代表する存在となったコールドプレイ(Coldplay)。3rdアルバム「X&Y」をリリースしたばかりのホットな彼らを今日は紹介しましょう。
コールドプレイのメンバーは
クリス・マーティン(vo g p)
幼いころからピアノを弾いていました。ピアノを卒業するとギターを弾きました。
コールドプレイの顔とも言える存在です。
ガイ・ベリーマン(b)
ファンクとソウルに影響を受け13歳からベースをはじめました。
ジョニー・バックランド(g)
ストーン・ローゼーズに触発され、11歳からギターを始めました。
ウィル・チャンピオン(d)
あらゆる楽器を試していましが、バンド結成時にドラムに転向しました。
の4人。
左から、ジョニー、クリス、ガイ、ウィル
彼らはロンドンの大学で知り合った親友4人です。一番最初、クリスとジョンがギターを弾いて作曲していたのですが、そこへガイがベースとして加わり、さらにドラムを叩いたことすらなかったが様々な楽器が弾けたので、すぐに上達したウィルがドラムも担当すると決まってコールドプレイは誕生します。親友同士で呼吸もぴったりだった彼らは友人の融資で「セイフティ」EPをリリース。そのお陰でマンチェスターでのギグに出場することができます。そこでサイモン・ウィリアムズの目にとまり彼のファイアスパンダ・レーベルから「ブラザーズ&シスターズ」EPがだされ、その直後パーロファンと契約を結びます。そこから「ザ・ブルー・ルーム」EPをリリ-ス。それがラジオで人気を呼び、コールドプレイは期待の星となります。そして満を持してメジャー1stアルバム『パラシューツ』をリリースします。『パラシューツ(Parachutes』は世界で500万枚を売る大ヒットとなります。続いて2nd『静寂の世界(A Rush Of Blood To The Head)』をリリース。このアルバムはグラミー賞最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバムを受賞しました。そして今回『X&Y』をリリース。このアルバムからの1stシングル『Spoeed Of Sound』はUKバンドにして初登場でアメリカのビルボードチャートで8位という快挙。イギリスのアーティストが初登場でビルボードのトップ10に入るというのはビートルズが「Hey Jude」でビルボード10位に入った以来の快挙。しかも今回はそれを上回っています。世界がコールドプレイを待ち望んでいたことをうかがわせます。
彼らのサウンドは美しいメロディーなどという陳腐な一言で決して言い尽くせるようなものではありません。クリス・マーティンのヒリヒリするようなすばらしい歌声と心を揺さぶる歌詞が聴くものを彼らの世界へといざなうのです。真摯に音楽に向き合う彼らのサウンドは、悲しげでありながら、決して悲しさだけではなくどこか力強いものを持っています。クリス・マーティンはそのことを「多分僕らの音楽がそんな風に聞こえるのは、僕らの音楽がメランコリアを題材にしながら、そこから解放されることを目的にしているからだと思うよ。僕らの好きなアーティストたちのほとんどが一見メランコリックだけどあえてそれを題材にすることでそれを克服するっていうメカニズムの人達ばかりだし。僕らの場合も間違いなくそういうタイプの表現者だと思う。」と語っています。
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明日は「洋楽をカラオケで歌ってやろうぜ2」をお送りします。
前回紹介した基礎知識をもとにして、どうすれば歌えるようになるかという
具体的なステップを紹介します!!