右手からポタポタと紅い滴が


紅い水溜りに落ちていく


痛みは無い


むしろ気分がだんだんと良くなっていく



自分を傷つけることで恐怖から逃れられることができた



あぁ、誰も私を救うことをできないだろう



だから私は他人を助けようとする


他人の苦しみを背負う


そうしなければ闇に喰われてしまうから



もし私の力で救われた人がいるならば



それが私の救いです




死ねるわけがないのに死にたいという自分



 他人の感情がわからない自分



そんな自分が厭になる


 

 すべてが目障り



消えてしまえばいい



 そう思ってしまう







・・・・でも



いくら自分を傷つけたって無駄なこと



つけた傷は心にすら残らない



傷つけるほどに自分が嫌いなら



自分を殺せばいい



もし自分を殺すことができないなら



それはただの甘えだ



自分を殺すということは



すべてをリセットするということ



甘えずに自分と向き合え



そして嫌いな自分を





殺せ