YouTubeのマナブさんの宿題で

感想をまとめています。



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最初のほうは’勝負にこだわる’中だけでの

話かと思いきや

 

自分の不確かさ、世の不条理、自分なりの幸せ、、広く人生哲学につながっていった。

 


イメージしやすい具体例が多い

為末さん自身が経験した

陸上やスポーツはもちろん、

歴史、芸能人、身近な出来事を題材に

考えたこと、選択の理由などが

詳細にきっちり書かれている。

 

 

言語化して整理することがすごく緻密

置かれた状況で

一般的な相場を見据え俯瞰しつつ

自分を客観視しながらも

自問自答から逃げないことを重ねてきたから

血肉になったものがあぶり出されている。

 

”強靭な身体、強い精神力を持った選手が

脆弱な思考力しか持ち合わせていないことも

多い”とあるが、

為末さんは思考力も超持ち合わせていた人。

 

それは

6章で事例に出た

人気絶頂ですべてうまくいっているときに

「これはおかしいぞ」と思った

高倉健さんばりに稀な存在なのかもしれない。

 

ものごとを立体的に見る、

という言い回しがあるけれど

為末さんの見方は

線がはっきりしてて重く整然と形を保ってる

正多面体にして超多面体!

そんなイメージが浮かんだ。


 

さらに実績に裏付けされた説得力

その辺の人が言うと

負け犬の遠吠えのようなとらえ方を

されかねないことでも

実際に競技生活において

世界のトップレベルで

勝負した実績があるからこその説得力。


 

目的をあきらめなければ手段をあきらめてもよい

目的の自覚(あるなしも含めて)さえ

できていれば

純粋でない動機なんてないんだと思った。

 

周りを気にするがゆえの形にこだわること、

は、しない優しさを自分に対しても持ちたい。

自分の感覚を失わず全力でとりくめば

結果がどうあれ自分のセンスに育つ。

その上で前向きに真剣に諦めるのと、

何もせず安易に流されるのとは違う。

 

 

(人間に)優劣はないと心底信じられるまでの自己肯定に至る作業はどんな競争よりも厳しい

こんなことをこんなガチガチの言葉で

表現してて本当にすごい!!

自分に向けた追求は

他人の答えに自分の正しさを無理にあてはめず

尊重することにつながりそう。

 

※ ※ ※ ※ ※

 

自分としては高校生くらいに読みたかった。

ロジカルで固いのに、

最後まで読むと全体がヒーラーみたいな感じも

してくる不思議な本ニコニコ