最近、気軽に飲めるカフェバーとかワインバーとかは
行ったことあったのですが、本格的なバー
「オーセンティック バー」に行ったのは、
本当に久しぶりでした

しかも、名古屋の駅前にあって、女性同士でも
気後れせずに行けるのですから、うれしい限りです

とは言え、本来「バー」は、静かにお酒を楽しむ
場所ですから、女性のグループが騒いでは
他のお客様の御迷惑になります

そこで、午後6時からという、ほぼ貸切状態になれる
であろうという時間帯に出かけました

場所は、名古屋駅前のスパイラルタワーズの近くにある
「立礼(りゅうれい)」です。

暗い店内には幅の広いカウンターがどーんとあって、
奥には小さなボックス席が2つ程の静かなお店です。

カウンターの正面の棚には、天井まで全てお酒
ボトルがずら~りと並んでいます。

カウンターの向こうには、気さくにお話を聞かせてくださる
バーテンダーさんがひとり。

メニューも料金表もない、まさに大人の空間です。

女性5名で伺ったので、まずは一人ずつ好みに
合いそうなカクテルを私がセレクトしました

って言うと、すごくカッコイイのですが、メニューが
無いのは知っていたので、恥をかかないようにと
前日ネットでカクテルを調べまくり、メモ
していったというわけ

一つ一つのカクテルの言われや、素材など、折にふれて
お話しながら作ってくださるのですが、その所作がとっても
素敵で見とれてしまいます。

聞けば、カクテルを作る所作を美しくするために、
茶道のお稽古をなさっているとか・・・

いくつぐらいのカクテルを覚えているのですか

と、おばさん軍団が下世話な話題を提供すると
「千種類ぐらいです」
とさらりと答えられました

サントリーなんかの缶入りカクテルでよく飲む
「モスコミュール」

本当は、マグカップで出されるなんて知ってました

ラッフルズホテルで有名な「シンガポールスリング」
2種類あるって知ってました

なんていう、うんちくが聞けるのも楽しいです

ただし、くれぐれも店内では紳士淑女でいてくださいね。
他のお客様の御迷惑にならないように、静かに過ごして、
混み合ってきたら、さっさと飲んで帰ること。

なんと、夕方5時から開店しているそうです。
バー初心者のあなたは、早い時間に行って、
色々と教わるのが良いでしょう

お会計は、もちろん、本格的庶民的なバーの
×2ぐらいは覚悟していきましょう

でも、それだけの価値ある時間が過ごせる
空間です。

なにせ、一緒に行ったおば様達は、全員
もう一度行きたいと言っていますから