4月に入って新学期も始まりました。
私も新たな気持で新しいシリーズを始めることにします

さて、今回はどんなドラマが待っているのでしょうか。



お正月に太郎さんの家へ、久しぶりに息子の一郎が
家族を連れて帰ってきました。
話は死んだおじいさんの思い出話になりました。

一郎「そう言えばおじいさん、山に土地があるって言ってたよな。」
太郎「ああ、あれは、二束三文の土地で登記料がもったいない
   からって、ずっとほってある山のことだよ
一郎「ずっとって、一体誰の名義なんだい、父さん」       
太郎「私のおじいさんだから、お前のひいおじいさんだな。」
一郎「父さん、それはまずいんじゃないの
   将来僕が名前も知らない親戚の中を駆けずり回る事に
   なったらどうしてくれるんだよ
さん。」
太郎「うーん、それもそうだなあ
一郎「事情のわかる父さんが生きているうちに、ちゃんとして
   もらわないと、僕が困るん
だからね。父さん、頼むよ


おやおや、久しぶりに息子に会えたと思ったら、
思わぬところで叱られてしまいました


でも、こういう話はよくあることです。

昔の人は、名義の書き換えをすると税務署が来ると
誤解していたり
山林などで評価額が安い
固定資産税の納税通知書が来ないので、気が付かずに
そのままにしている場合が多くあります。

でも、そのままにしておくと大変なことになります
 
何代にも渡って相続登記がしてないと、
印鑑を貰う相続人がどんどん増えて
いきます。

20人、30人となれば、書類を作るのも大変ですし、
一人でもごねられたらそのまま登記できなくなって
しまいます


また、登記料は土地の値段に比例しますから、
これからアベノミクスで土地の値段が上がっていくと
登記料も上がっていく可能性があります

名義の書き換えをお願いする司法書士さんの報酬には、
消費税がかかりますから、今後の増税も見据えて、
早目に書き換えたほうがお得ですよ


土地が九州だ、北海道だ、と遠くにあっても大丈夫


今は法務局(不動産の登記をする所)がコンピュータで
つながっていますから、日本全国の土地建物を地元の
法務局で調べて手続きすることが出来ます。
 
私の事務所にご相談いただければ、
仲良しの司法書士さんを紹介します


遠くにお住まいの方は、お近くの司法書士さんに
相談してみましょう