チョット前に、テレビのCMでよく見かけました。

大きな口が印象的な女性が、パチンコ屋さんの
店先で、店員さんと一緒にご挨拶している。

そう、アレです。あなたも見たことあるでしょう。

あの印象的なお顔立ち(と言っては失礼かもしれませんが)
の女性が、平林都さんです。

平林都の接遇道 平林都著 
大和書房 2009


「接遇」という言葉を初めて聞いた人は、「それ何」って
思いますよね。

私は、以前、お勤めをしていた頃、よく「接遇研修」というのを
受けました。

「接して遇する」要するに、来客に対して、いかに気持ちよく
過ごしていただくかという「おもてなしの作法」のことです

ただ、これって個人差が出ますよね。
私はこれで十分だと思っても、相手からすれば
「無礼だ」と思われているかもしれません。

特に、家庭でのしつけの行き届いていないイマドキの
若者達の常識では、年配者の反感を招くかもしれません

サービス業や接客業では「接遇」が生命線

しかも、どの従業員が御相手しても、一定以上の
レベルでなければ、お店や会社の評判が落ちてしまう

そこで現れたのが平林都さんの「接遇道」です

初めての人にもわかりやすく、とても具体的に
書かれています

お辞儀の仕方や言葉遣いなど、一つ一つ具体的な
事例を用いて解説しています。

「ああ、こういう場面あるある」って思う話が満載ですから、
きっとアナタのお役に立つと思いますよ。

特にサービスの5段階のお話は良かったです

どんなに商品や技術が素晴らしくても、
接遇が出来なければ宝の持ち腐れ

確かにそうだなあと深く反省している次第です

私も、感じの悪いお店だと、どんなに美味しくても
有名でも二度と行くまいと思うものね

接客業やサービス業に就職を考えている人や、
今ちょっと人生に行き詰まりを感じている人に
ぜひ読んでいただきたい1冊です。

平林都さんの、力強いメッセージに励まされ
ますよ