ジブリアニメの大ファンという人は多いと思います。

私が一番好きなのは、「風の谷のナウシカ」です

高速道路の渋滞で、テールランプがいくつも
つながっているのを見ると、「オームの大群」と
つい思ってしまいます

今、愛知県の蒲郡市にある「ラグーナ蒲郡」で
「ジブリがいっぱい」というイベントを開催中ですが、
御存知ですか

私は行ってないのですが、ジブリアニメのワンシーンが
立体造形になっていて、ジブリファンにはたまらないらしい
ですよ。

さて、ジブリアニメの音楽といえば、「久石譲」さんですよね。
その久石譲さんの著作です。

感動をつくれますか? 久石 譲著 
角川書店 2006 角川ONEテーマ21

北野武監督とのやり取りや、ジブリ映画の音楽の作り方など、
具体的なお話がたくさん書かれていて、とても興味深い
本です

でも、私が一番感銘を受けた所は、ものを作ることを
職業にする時の姿勢のお話。

「一つや二ついいものが出来るだけではダメだ。」
「仕事は点ではなく線だ。コンスタントに続けられなければ
プロではない」
「一流とは、ハイレベルの力を毎回発揮できること。」

一流の方の本を読むと、皆さん同じ事を書いて
いらっしゃるなあ、と思います

たまにすごく出来がいいのはアマチュア、プロは一定レベル
以上のものを、常に出せて当たり前だというのです。

また、創造的でありながら、たくさんの仕事をこなすには、
「気分の波に揺るがされない」ことが大切だとあります。

私達のような一般人は、「天才的なひらめきで
一気に書くのだろう」なんて思いがち。

でも、実際には、生活のペースを一定に保ち、
規則的に坦々と過ごす事が重要だそうです

いつも気分にムラが多くて、締め切り間際にならないと
物事を進められない私には、耳の痛い話。

冷静に坦々と仕事を進められるようにならないと、
一流への道は、まだまだ遠いようです

ジブリ映画の裏話などもわかって、ジブリファンには
お勧めの一冊です

そろそろ、ジブリ映画の新作「風立ちぬ」が話題に
なり始めましたね

音楽はもちろん、久石譲さん、なんとあの「ヱヴァンゲリヲン」
の庵野監督が声の出演をするとか

話題満載のジブリアニメが待ち遠しいですね