前回は、「遺書(いしょ)」のお話をしました。

そこで今回は、「遺言(ゆいごん)」とは何かというお話です。

書と言と一文字違うだけで、大違いです

遺言は、心と頭が元気なうちに、のこされる家族の為を思って書くものです。
しかも、法的に効力があります。

自分が亡くなった後に、家族には元気で笑顔で生きていって欲しいという、
愛情をいっぱい込めて書くものですから、明るく楽しいものです

しかも、遺言を書くことによって、遺族の間で起きやすい相続トラブルを防ぐ
事ができます。

遺言を書く作業の中で、家族や自分の人生をじっくり見つめなおしたり、
自分の財産の一覧表を作って、自分のこれからの人生設計を考えたり。

「遺書」と違って、「遺言」は人生を前向きに生きる人が書くものなのです。

ですから、「遺言を書くこと」を縁起が悪いなんて考えないでくださいね。

なんてすてきな素晴らしいことなんだろうと思って、皆さん、ドンドン遺言を
書きましょう