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”闇”を感じる謝罪会見


「ともに笑う あなたと!」

こんにちは。宮川典子です。
あっという間に毎日がすぎ、あっという間に3月です。
花粉症に悩まされている方もいらっしゃると思いますが、
お元気にお過ごしでしょうか。

私は、といえば、現在は各委員会が”満開”状態で、
今日は法務委員会での質問を抱えながら、
委員会の3つ掛け持ちで、国会内を走り回っていました。
なお、法務委員会での質疑は「衆議院インターネット中継」で
ご覧いただくことができます。
もしよろしければ、ご一覧いだたけましたら光栄です。


・・・さて。
今日は、この事件についてです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160309-00000026-mai-soci

どんなに無念だったでしょう。
そして、自殺だと初めて知らされた周りの生徒たちは
きっとそれぞれの心の中に傷を負ったはず。
本当に、胸が痛みます。
そんな思いで今朝から謝罪会見の様子を見ていたのですが、
もちろん怒りを感じながらも、それ以上に疑念が浮かびます。

<疑念❶>
当該生徒が万引きをしていない事実は、
生徒指導も含め周りの教師も知っていたはず。
どうして誤った指導を正すことができなかったのか。

<疑念❷>
廊下での立ち話を「面談による進路指導」としていたとあるが、
どうして当該教師はそんな”ウソ”をついたのか。

<疑念❸>
「5回面談をした」との報告があったが、
触法行為によって専願推薦ができないのであれば
5回も面談をする前に保護者をまじえて面談しているはず。
誤解だったとはいえ、触法行為があった場合の指導として
保護者をまじえず生徒だけに話し続けたのはなぜか。
生徒に親を説得するように促したのはなぜか。

<疑念❹>
当該生徒の万引きは誤述であったことが訂正された資料が
サーバーに”別ファイル”として置かれていた。
仰々しくも”別ファイル”がありながら、
本データが訂正されていない理由は何だったのか。

<疑念❺>
もし事実として触法行為がなかったならば、
当該生徒は自分自身で命を落とさず、反論していたはず。
反論できたにもかかわらず、自ら死を選んだ。
あくまでも「万引き誤認」は”表の理由”であり、
本当は別の真実があるのではないか。


実は私自身、担任教師から”冤罪”をかけられ、
数週間にわたって何十時間も詰問された経験があります。
結局は、私を陥れるための担任教師の狂言であり、
私が盗んだとしたクラスの女子全員の絵の具セットは
その教師のロッカーの中に隠されていました。

こんな経験をした私には、今回の謝罪会見の向こう側に
”闇”を感じずにはいられません。
してもない触法行為について問い詰めるのは言うまでもなく、
もしもそれ以上の不当な扱いを生徒に対してしていたのなら・・・。
決して許されることではないと思います。
もちろん、職務上、指導内容の誤述など許されるはずもなく、
厳重な処分が必要であることも申し添えておきます。

徹底した調査により、真実が明らかにされることを
心から祈っております。


【追伸】
でも、それでも、やっぱり死んではダメ。
こんな不当な扱いで失われていい命などない。
どんなことがあっても自分の味方をしてくれる人はいる。
そのことを、改めてここから叫びたい。
そんな気分です。