朝起きると彩良ちゃんがいない一日が始まる。
また辛い一日が始まるのか、、、
と思いながら起きる。
長女におはようと言って、彩良ちゃんにもおはようと言ってミルクを作って
朝ごはんを食べてから保育園へ送って
家に帰ってくると検索して、泣き喚く、、、の繰り返しです
何かしていないと前に進めていないんじゃないかと思ってしまう性格で、
ホットヨガやピラティスへいってみましたが、
ペタンコのお腹や妊娠中にはできないポーズができることで悲しくなり、
泣きながらこなしました。
カフェで本を読んでも、途中で彩良ちゃんの写真をみたり検索が始まってしまうし。
あんなに大好きだった外食も今はなんだか味気ない。
美味しいはずなのに心が美味しいって感じない。
産休に入ったら、空いているだろう平日に行こうと思っていたお店にもいく気がしない。
彩良ちゃんがいないっていう実感が湧いて辛くなりそうだから、まだお酒も飲めず。
いないのはわかっているんですが、気分的にも飲む気分にはなれません
テレビも観なくなったな。。
どうでもいい話題にどうでもいいコメントをするワイドショーをよく見ていたのに。
先日グリーフカウンセリングへ行って、
過呼吸になりながら先生に話しました。
ビニール袋がティッシュでいっぱいになるくらい泣いたので
その時は少しスッキリしましたが
まだまだダークサイドにいます。
国宝も観に行きました。
「死」という言葉が多くて、彩良ちゃんが思い浮かんでしまう。
そのため映画の内容と関係ないところで涙がでてしまう。
いろいろもがいてみましたが、
どれも効果なく、あと３週間で仕事復帰となりますが
復帰できるのか不安です。
どれもこれも彩良ちゃんに繋がってしまうので
家にいても外にいても何をしてても辛い状況です
友人にも連絡できていなかったのですが、
少しずつ連絡し始めました。
来週は少し会って話を聞いてもらおうと思っています。
ある友人から送られてきて、涙がでました。
本当にその通りで、選べなかったんです
21w0dのエコーで、
両大血管右室起始症またはファロー四微症と十二指腸閉鎖がみつかり、
染色体異常の可能性があることを指摘されました。
もう21w6dが迫っており確定検査を待って決断することができないところまできていました。
NIPTも羊水検査も受けていなかったのは
染色体異常があっても産まない決断はできないでしょうと思っていたから。
でも実際に染色体異常の可能性を指摘されると、
産んで育てる決断ができませんでした。
検査を受けていなかったこと、自分の考えが甘かったことについて
悔やんでも悔やみきれません。
出産してから胎盤を検査にだしましたが、
染色体異常はありませんでした。
たまたま心疾患と腸の疾患があった普通の女の子でした。
検査結果を待つ間、彩良ちゃんに染色体異常があればいいだなんて思えなかった。
だから染色体異常がないって聞いた時はよかったという気持ちと
それなら一緒に人生を生きたかったという気持ちがあり、なんとも言えない気持ちでした。
たらればなんですが。。。
甘い考えの中で、選択、選択と過ごしてきた自分が悪いんです。
なので、この辛い時間は当然なんですよね。
人一人の命を奪ってしまった。
彩良ちゃん、ごめんなさい