2006 四川省成都・臥龍 パンダの旅 その31 ~9月2日 1分延長です~ | Dreams Come True ~私の旅行記~

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突然、全さんが「今日は1分間だけ、特別に延長していいそうです。向こうにお兄ちゃんパンダが現れたから、彼に免じて延長だそうです」と通訳してくれた。

何たるラッキーな!他のお客と一緒でもないから、気を使わなくても良かったものラッキーだと思っていたのに…。

ということで、貴重な1分間を与えてくれたお兄ちゃんパンダのところへ行くことにした。彼は、少し離れたところに座っていたのだけれど、生意気にも石に寄りかかって座っていた。あたかも「近こう寄れ!」って感じのポーズ。近寄ってみると確かに少し大きい感じがする。

母も後からやって来た。2人で左右から挟むように座ると、仰け反って母の顔を眺めている(笑)

身体が柔らかいから首を後ろに回すことも出来るのに、そっくり返って見ていると言うことは、きっと後ろ斜め上からの気配を感じたからだろうと思うけど。

それにしても、1分なんてあっという間。最後に、名残を惜しみながら、私は子パンダの頭に頬ずりをした。

これは、ホントに自然に出た行動。手で触っても、パンダの毛はふわふわと言う感じではなく、結構、剛毛だったけど、頬ずりをして益々それを実感(笑)。

 

 

もかく、実際にパンダを身近で見て、触って思ったのは、「この子達(=パンダ達)は、『大熊猫』と書くけれど、“猫じゃなくて熊なんだ~!”」ってこと。

名残惜しいけど、決まりは決まりなので、また建物の中へ戻った。スモックを脱ぎながら、会いたかったパンダ達に会えたこと、抱っこしたりして触れ合えたことなど色々と考えたら、感動して涙がじわっと出てきてしまった。全さんに「係りの人に『パンダに会えて嬉しくて感動して涙が出てきた』と通訳して」とお願いした。係りの人はそれを聞いてどう思ったろう?