2006 四川省成都・臥龍 パンダの旅 その18 ~9月2日 ホテルで~ | Dreams Come True ~私の旅行記~

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いよいよ、生パンダに会える日がやって来た

 

朝6時に目覚ましをセットしたので、起きて窓から外を見るとまだ暗い。毎回旅行の度に思うけど、日本では明るくなっている時間なのに、暗いと「あぁ~、外国来たんだなぁ」って感じるのである(夏のイタリアはそうではなかったけど)。

 

旅行前の下調べで、臥龍(がりゅう 中国読み「ウーロン」)の気候についての情報が皆無だったので、どんな感じかさっぱり予想がつかない。まぁ、9月といっても殆ど9月と一緒だし、成都(せいと 中国読み「チェンドゥ」)が夏みたいな陽気なので、ノースリーブのシャツを着ることにした(前の晩のうちに準備しておきました)。移動の車の中はきっとクーラーが良く効くだろうから、とりあえずストールも持参。

30分ほどで身支度を済ませ、ホテルの食堂へ。朝食のサービスが始まったばかりなので、居るのは日本人が殆ど。彼らは早朝のうちにバスで出発するからだ。

 

食事は温かい料理はまだ殆ど出されていなかったので、「ヨーロッパ式」の簡単な朝食かと思えたくらい(翌日はもう少し遅かったので是全然違った)。温かいものはお粥と(やっぱり中国だ)、肉まんくらい。あ、そうそう、卵も焼いてくれるんだけど、目玉焼きしか作ってくれないのぐすん

コックさんは英語が理解出来るのか、出来ないのかは判らないけど「スクランブルエッグ欲しい」って言うのに、作り置きしている目玉焼きしか指差さないし。。仕方ないので、諦めて食べないことに…。

 

ま、パンも美味しいし、他に食べるものあるし、いいかと。中国はお米の国でもあるけれど、ある程度西へ行くと、途中から麦の国へと変わる。風土がそれだけ(稲作に適さない)乾燥したところに変わるのだ。だから、西へ行けば行くほど、お米は出てこなくなり、麺やナン、パンなどが主食となってくる。

 

四川省の成都は、東経はカンボジアやタイと同じくらいなので、段々と小麦が主食に切り替わる辺りかなぁ?と思ったりもしたけど、結構お米も出てきた。南のほうだからかなぁ?パンをいくつか食べて、果物を取り、コーヒーで〆。匂いがそこそこに良かったので私はコーヒーにしたのだけれど、それで正解(紅茶はイマイチだった)。

そうそう、食堂に日本人のツアーの一行が居て、彼らの話がイヤでも耳に入ってきたのだけれど、なんかな~って話を一つ。

若い女性2人組が入ってくるなり、他の人達が「もう大丈夫なの?」と声をかけ始めた。あ~、具合悪かったんだぁって思ったんだけど、彼女達のうちの具合の悪かった方らしい人の受け答えが…「暑かったから参っちゃったみたいなんですよねぇ」

 

ま、ここまでは普通なんですよね。「帽子ハットも被っていたのに…。部屋で水分沢山取ったら楽になりました」って。

 

それを小耳にはさんで、具合が悪くなるのも当然ね~」って思った私。暑いからって、なんでも帽子を被ればいいものじゃないのに。帽子は日差しを遮るけれど、逆に熱を籠らせてしまう場合もあるってことを判ってないんだろうな。更に水分も取らなかった様子。トイレが心配なのは判るけど、言っちゃ悪いけど「自業自得」って感じ。

 

暑いところほど小まめに水分補給は必要だし、風通しを良くして、熱を放射しなくては身体がへばってしまうものだもの。

朝食をしっかりと食べたので、一旦部屋に戻る。部屋では持ち物の最終チェック。母は母で、珍しく水を別の手荷物にすると用意していた。