ボストンテリアがみてる
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エロ事師たち

久しぶりに観ました。今村昌平監督の「『エロ事師たち』より 人類学入門」。何度見てもエッジーな作品だと思いますね。公開から50年近く経った今でもセンセーショナルです。カンヌ映画祭で2度の受賞歴を誇る世界の今村です。タブー視されがちな際どいテーマ(ポルノや近親相姦等)を扱いながら、決して色物仕立にはしません。一癖も二癖もある家族が織り成す物語を、上質なヒューマンドラマに創り上げています。

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主人公のスブやんは、血迷って娘の恵子と・・・

アンダーグランドポルノを生業とする関西系の中年親父と、彼が愛する未亡人とその子供達とのただならぬ関係を描く本作は、海外で最も良く知られる今村作品らしいです。設定がエッジーでもテーマは普遍的であることが、世界中のオーディエンスに親しまれる一番の理由かもしれません。アメリカでの公開は1960年代、その後も全米各地のフィルムアーカイブやレパートリー・シアターで公開され続け、現在では世界的に有名なDVDレーベル「THE CRITERION COLLECTION」(画質が本当に素晴らしい)から英字幕版が発売されています。ご興味の有る方は是非ご覧に成ってください。未亡人役の坂本スミ子さんが映画史に残る素晴らしい発狂シーンを演じていらっしゃいますよ。

ちなみに英語タイトル名はTHE PORNOGRAPHERSとなっています。内容はアブノーマルな『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ/ THE ROYAL TENENBAUMS』と言う感じですが。全くポルノではありませんのであしからず。

ハチが帰ってきました。映画『HACHI 約束の犬』

いいですね~。大ヒットの兆しが見えます。アメリカ公開は10月なので予告編しか観ていませんが、それだけでも泣けます。日本のプロパティが本場アメリカの映画業界にてリメイクされたのは素晴らしいことです。しかも日本人の精神に深く根づいた忠犬ハチ公の物語です。日本人なら観るべし。日本人でなくても観るべし。本作品や『幸福の黄色いハンカチ』(英題:Yellow Handkerchief)に続いて、今後もホラー以外のジャンルもどんどんリメイクされるといいですね。ちなみに過去に蔵原監督の『南極物語』もEight Belowという題名でハリウッドリメイクされています。
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10月が待ち遠しいです。

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パンダです。

そろそろ一歳になるボストンテリアです。自宅から150キロ離れたハイランドという所で生まれました。多分、4匹兄弟の2番目です。怠け者の兄犬は教会にもらわれ、暴れん坊の妹達はネットの向こうの見ず知らずの飼主の下へ旅立っていきました。
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右から2匹目が彼です。

ウ〇コたれだった彼も、いまや立派な成犬です。時々、お気に入りであるヌイグルミのワニに跨ってはカクカク運動をしています。
E-ZOのブログ-パンダ成犬

さて、ボストンテリアについてですが、この犬種は数少ないアメリカ原産種です。1870年にフーパーさんというボストンにお住いの方がブルとテリアを掛け合わせ開発したのが起源だそうです。もともと闘犬用の大型種でしたが、現在では室内飼いに適した大きさにまで改良されています。近所の同種個体と比べても分かるのですが、かなり個体差があるようです(サイズにバラつきがあったりハナの潰れ具合も異なります)。
ここアメリカでは、その愛らしい性格に加え、国産種というブランドにより根強い人気を誇ります。あのヘレン・ケラーも愛してやまなかったとか・・・(?)
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ヘレン・ケラーとボストン・テリア

ウ〇コぐせの直ったパンダ君、永生きして欲しいです。