今回は、見事五輪連覇を果たした羽生結弦さんに捧げるバラ、「パレード」です。

2017年5月河津バガテル公園にて撮影

2017年5月河津バガテル公園にて撮影

2016年5月河津バガテル公園にて撮影

2017年5月河津バガテル公園にて撮影

2014年5月花フェスタ記念公園にて撮影

「パレード」は、アメリカ、J&P社、1953年作出のクライミング・ローズです。

花付きが良く、春から秋まで咲き続ける元気の良さと花の華やかさが、この名前の由来なのでしょう。

仙台でまた、羽生さんの凱旋パレードが開催されるようなので、このブログでも一足先にパレードを。「おめでとう！　おめでとう！」パチパチパチパチ。

素晴らしい試合でしたね。夢のように美しかったSP。もう足は完治したものと、信じてしまいました。

FSでは最後の方で着地が危なっかしくなって、でも、ご本人は喜びにあふれたフィニッシュ。いつもの羽生さんなら、悔しい表情を見せるのに、と思っていましたら、演技後の会見で、足の状態は、痛み止めなしではジャンプが跳べないほどだったと。

「全てを捨てても」とは、オリンピックで滑るためには、そのあとの競技人生を捨ててもいい、と言うほどの覚悟で臨んだということだったのですね。

そこまでして、ファンのために、フィギュア界のために、オリンピック成功のために（これは大げさではないんです。羽生さんが参加しなかったら、今回のオリンピックのチケット販売は悲惨なことになると言われていました）強行出場した羽生さん。

検査と治療のための時間をくださいと言う羽生さんの思いに、周りの大人たちが応えてくれますように。世界最高レベルの治療で、この「世界の至宝」を健康な体に戻してくれますように。

ファンは待てますから。

もしかしたら、今シーズンで引退するかも、と覚悟していたのですから、まだ少し続けたいと言ってくださるのなら、いくらでも待ちます。

オリンピック連覇という夢を実現させ、周りの期待にしっかりと応えた羽生さんが、「幸せです」「これからはスケートを楽しみます」と言ってくれたことが嬉しい。

一つの物語を完結させ、新たな旅立ちをむかえる羽生さんに、私からのはなむけの言葉を

ペガサスよ、傷を癒し、くびきから放たれ、空高く翔べ！

次回からは通常のバラブログに戻ります。