「カクテル(コクテール)」
今回ご紹介するバラは、「カクテル」です。
「カクテル」は、フランス、メイアン社、1957年作出のクライミング(シュラブ)・ローズです。花付きが非常によく、満開時には株全体が花で覆われます。
2015年には世界バラ会連合殿堂入りのバラとなり、日本国内のほとんどのバラ園で栽培されているほどの人気品種「カクテル」のご紹介がこんなにも遅くなってしまったのは、実は、この品種の「多花性」のせいなのです。
房咲きの品種では、一つの房の中の花が一斉に咲きそろうことはほとんどありません。中心部の花から咲いていって、房全体の花が咲きそろう頃には、最初の頃に咲いた花はもう枯れてしまっています。
それでも、賑やかに咲いていればいいと思う方もいらっしゃるでしょうが、私は、咲き終わった花が房の中に残っているのが嫌なのです。自宅ならば、咲き終わった花をつまみ取ることができますが、バラ園ではそうはいきません。
私の理想は、最初に咲いた花が満開で、周りの花もある程度咲き進んでいて、全体的にある程度の花数がそろっている写真なのですが、それを撮るタイミングは難しく、バラ園に行った時、まだ二つ三つしか咲いていなかったり、咲きすぎて終わった花が写り込んだりといったことが多いのです。
15年以上の歳月をかけてやっと揃えた(笑)5枚の画像をご覧ください。















