オーストラリア国内からパートナービザを申請してから、ビザが発給されるまでに今現在平均で13ヶ月かかるそうです。
(第二ステップ 、参照)
申請者のほとんどが今持っているビザの残存期間を超えて、オーストラリアに滞在する必要が出てしまうのではないかと思います。
そういう人々のために移民局からビザ申請の審査開始とともに発給されるのが、ブリッジングビザです。
通常、パートナービザ(Subclass820/801)を申請した人は、申請書類受理とともに、ブリッジングビザAが発行されます。
ブリッジングビザAに関して注意すべきは以下の三点。
①オーストラリア国内に合法的に滞在することは認めるが、海外へ渡り、再入国は不可能
②ブリッジングビザA効果を発するのは、現時点で所有するビザが失効してから
③ブリッジングビザのコンディション(条件)は、パートナービザ申請時に所有していたビザのコンディションを受け継ぐ
ブリッジングビザAで、オーストラリア国外に出ることはできますが、ブリッジングビザAでオーストラリアへ再入国することは認められていません。
しかし、ブリッジングビザAは申請受理と同時に発行されていたとしても、ビザとして有効になるのは、申請時に所有していたビザが失効してから、ということになるので、所有しているビザが、オーストラリアへの再入国を認めるものでしたら、海外に渡航し、再びオーストラリアへ入国することができます。
ただし、ブリッジングビザAはその時点で失効してしまうので、再度ブリッジングビザを申請する必要があります。
ブリッジングビザAが有効な間に、海外に出る必要のある人は、別途ブリッジングビザBを申請します。
ブリッジングビザBは最長で3ヶ月程度の有効期間をもつビザで、オーストラリアへの再入国が認められます。
ブリッジングビザのコンディションは、パートナービザ申請時に所有していたビザの条件を引き継ぎます。
学生ビザを所有している時に、パートナービザ申請すれば、ブリッジングビザのコンディションは学生ビザと同様になります。
(就学に関する条件は別途確かめてみようと思っています)
発行されたブリッジングビザに制限なし、と書かれていれば、制限なしで働くこともできるのです。
Coco