歌うこと、踊ること、触れ合うこと。

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歌うこと、踊ること、子ども達と過ごすことが何よりの幸せ。
歌やダンスの活動や保育士として子ども達と過ごす日々の出来事を綴ります。

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本来の私ってどんなだろう…

 

以前の私はそんなことをずっと考えていました。

考えても考えても、

頭で考えまくったところで答えは全く見つからず。

 

考えてもわからないものだから、本当に小さなところから少しずつ

できることからしようと思って。

私という人間がどういう人なのかはあまり気にしないようにして、

ただ自分の今したいことは何か、今食べたいものは何か、

そういうことを感じるように、そしてそれを実践するようにしていた

この数年。

 

ここ最近、ようやく好きなものや好きなことがしっかりと見えてきて、

直感も数年前から従ったほうがいいことには気づいていたものの

スルーしていたところからようやく感じた時に行動できるようになってきて。

 

自分にとっての本当の幸せとか、本当にしたいこととかを感じられる

ようになってきて、今日ふと思ったのは、

『私は、本来の自分に戻るためにこの仕事をしてきたのかもしれない』

ということ。

 

 

保育の仕事。

子どもと毎日関わる仕事。

 

私の目の前にいる子どもたちは、いつも

私の鏡のようであり、まるで天使のようでもありました。

 

私が子どもたちを叱る時、

それは、自分が子どもの頃に叱られていたようなことで叱っていたし、

私自身も過去に大人たちから叱られていたことを「ダメなこと」と思って

いました。

 

でも、この仕事を何年もしてきた過程で、「まずは子どもの気持ちを

受け止めること」がどれだけ大事なことかを学び、イライラしてしまったり、「ケガをさせたらいけない」というような恐怖心もあって叱ったり制止してしまうことが多くなることもありながら、少しずつ少しずつ「まず受け止める」ということを意識するようにしていました。

 

そうして気づいたのは、まるで私の鏡のような子どもたちの気持ちを

受け止めることで、子どもの頃の自分の行動を受け止めてあげることができるようになったということ。

 

ゆっくりのんびりマイペースの子を見ると、イライラしてしまっていた私。

私も子どもの頃はそうだったのに…

でも、私も子どものころは

「みんなと同じようにできないと」

「遅れないようにしないと」

そう言われ続け、私も人と比べて遅いことはダメなことだと思っていたし、なるべく遅くならないよう努力しました。

だから、たぶん余計にマイペースでのんびりな子を見ると、

「なんで急ごうとしないの?」「なんで頑張ろうとしないの?」

と思ってしまっていたんだと思います。

 

でも、それぞれに個性があり、それぞれのペースがある。

それがわかった今は、一人一人のすべてを認めて受け止めることが大事だと思うし、過去の自分のことも認めてあげられます。

まあ、子どもたちはまだ成長の過程にいるので(あっ、私たちもか照れ)、もっともっとできるようになることもたくさんあるのだと思うのですが、できないことにフォーカスしないという感じですかねニコニコ

無理のないように促したり、できそうなことはどんどん応援したり、支えたり。

 

 

 

こうやって、毎日毎日今まで自分が何十年もかけて身に付けてきた

鎧を何年もかけて少しずつ剥がしていっているのかもしれないです。

 

 

ようやくここまできて、もうすぐツルツルピカピカの本来の私が

出てきそうな気がしてなりませんおねがい