術後の体力が安定してきたので、数日遡ってブログを書いていますにっこり

リアルタイムに追いつきたいので少しピッチあげて書いていますびっくりマーク



※術後の経過についてこと細かに書いています。生々しい表現があることをご理解ください赤ちゃんぴえん


2月3日。入院10日目。手術後8日目。



排尿訓練がスタートしたので、予定どおり朝5:00に叩き起こされて残尿測定...無気力


残尿測定とは何ぞや?という場合は前回のブログを読んでねにっこり



導尿の前はかならず最後にもう一度トイレに行き、できるだけ自力で尿を出してから導尿に挑むように言われます。ところが早朝は一滴も出ず。


寝起きのぼんやりした状態で、無理やり絞り出すのは難しいわ...ネガティブ


それとも寝てただけだからそもそも尿があまり作られていないのかも?と期待したけど、導尿でしっかりと取れた量をみて愕然...


寝てるあいだにもちゃんと尿は生まれているのだな無気力



こうして半分寝ぼけまなこで、されるがままに導尿。そのあとは朝ごはんギリギリまで二度寝しました指差し


朝ごはんだよ〜




レーズンパンなつかしいびっくりマーク今日も安定の給食っぽ病院食爆笑






さて、話が戻りますが

残尿測定は、一日5回で、0:00 5:00 10:00 15:00 20:00...というスケジュール。



残尿が少なくなってくれば、次は一日3回とかになるらしい赤ちゃんぴえん




前回ブログに書いたように、導尿というのがなかなかツラいので、とにかく一日5回のルーティーンは早く抜け出したいのです。



しかも尿を出しやすくする薬を一日2回飲んでいるんだけど、この薬の副作用も地味に辛い。


頭がクラクラして体を起こしていられなくなって、30分以上横になっていないと耐えられなかったりするのよね...ガーン





本日2回目、10:00の残尿測定。


早朝5:00の導尿前は一滴もでなかったので、今回は頑張りたいびっくりマーク



ところがまたしても一滴も出ず...無気力



昨日は多少なりとも自力で出せていたのに、これじゃあ昨日より悪化してるじゃないか赤ちゃん泣き




そう思ったら、早くも心が折れてしまった(まだ2日目なのに...)



10:00の残尿測定を終え、あいかわらず導尿でたっぷりとれた尿(500ccくらいあった)を横目に、どんよりと暗い気持ちに。



そのあとはしばらくベッドに横たわっていたんだけど、なんだか悲しくなってしまった赤ちゃん泣き




12月末にがんのステージを宣告され、手術することを決めてからは、比較的前向きな気持ちで、ほとんど泣いたり落ち込んだりしていなかったんだけど、この日ひさびさに涙があふれた。




健康だったら今頃こんなことしていなかったのに。


なんで癌になんか、なってしまったんだろう。




落ち込んで、親友エリーにLINE悲しい


「親友よ、たすけて。おしっこが出ないんです...」



すると...






おかしな誤字は気にしないでください。



エリーのおじいさまが水道の蛇口をひねって水音聞いて出す訓練してたというから、わたしも半信半疑ながらもトイレにスマホを持ち込んで


「せせらぎの音」のBGMを流してやってみたら...花





出た凝視


本当に出た爆笑





そしてここからだいぶ調子がよくなり、前日ほどいきまなくても自然に出せることも増えてきたよ。

エリーのじっちゃん、ありがとうニコニコ


もしもこのブログを読んでくれる方の中に、同じように手術直後の排尿障害で困っている方がいましたら、だまされたと思って、まずは一度、せせらぎの音を流してみてください看板持ち


もしかしたら効果があるかもしれないです指差し





お昼ごはんです。


お昼はなんと...




カレーライスきたーーーびっくりマーク



これはテンションかなりあがったよね。




コーヒーゼリーやフルーツもついてきて、ごちそうだぁニコニコ



献立にはマンゴーが出るって書いてあったから楽しみにしてたけど、さりげなくイチゴにすり替わっていたあんぐり


昨晩の夕食もイチゴだったので、入荷しすぎたなどの大人の事情があるに違いない。






この日の午後は、がんの遺伝に関するカウンセラーだという方が病室にやってきて、家系内のがんについて聴き取りしたい、と言われたあんぐり



わたしが以前書いた問診票を見て、わたしの家系にはがんになった人が何人かいるということと、41歳という若い年齢で子宮頚がんになったのは、遺伝的なものによる可能性が高いため、くわしく聴き取りしたいとのこと。




ちなみに、以前先生からもほぼ同じことを言われたんだけど、がん業界では41歳は「若い」扱いになるようだニコニコ



外の世界ではアラフォーは「若い」とは言ってもらえる年齢ではなくなってしまったので、ひさびさに若者扱いされるとやはり心が躍る。ムフフニコニコ





そして本題に戻ると、実際にうちの家系、がんの人がなかなか多いんです。不安



母方は祖母が子宮体がんからの卵巣がん、叔父が胃がん、


父方は私の従兄弟が白血病。




カウンセラーの人が私の話を聞きながら、家系図のようなものを作っていきました。


祖父母、両親やその兄妹、私の姉妹や従兄弟、甥や姪についてまで。


血縁者たちそれぞれの年齢や性別、がんになったことがあるか、あるならどんながんで、何歳で発症したかなどの聴き取りをされました看板持ち




ちなみに...


遺伝子に原因があって、一般の人より大腸がんや子宮がんをはじめとするがんにかかりやすい傾向にある人を「リンチ症候群」というそうです。



今回の聴き取りの目的が、わたしがこのリンチ症候群かどうかの確率を探るためだったと思われます。




リンチ症候群についてググったら下記のようなチェックリストがあったよ指差し


ご自身の血縁が、下記の条件に当てはまるとリンチ症候群の可能性が高まるようです。


  • ・若年(おおむね50歳未満)で大腸がんを発症している
  • ・父方あるいは母方のどちらか一方の血縁者や兄弟姉妹の中に、大腸がんや子宮体がんを発症した人が多く(概ね3人以上)いる
  • ・1人の人が、同時期あるいは異なる時期に、2つ以上の大腸がん(転移ではなく原発の大腸がん)を発症している
  • ・1人の人が、同時期あるいは異なる時期に、大腸がんと子宮体がんの両方を発症している




しかしカウンセラーの人いわく、家系図全体をみるかぎりでは、私の今回のがんの原因が遺伝的な要因によるものである確率は、そこまで高くないそう。



しかし後で母にLINEで聞いたら


「実はあなたからは少し遠くなるけど、他にももっといるのよ」


と言い出したあんぐり



母の祖父、つまりわたしのひいおじいちゃんは胃がん、

母の叔母は大腸がん、他の叔母姉妹は2人とも子宮がん、母の叔父は珍しい心臓癌、母のいとこは腎臓がん、と...



母の家系、がん多すぎる...無気力



なお、自分がリンチ症候群であるかどうかは、カウンセリングや遺伝子検査によって調べられるみたいです指差し







本日の夕飯




節分だったので、福豆がついてきたのがちょっと嬉しい飛び出すハート





煮物のにんじんの切り方が美しい。鬼になってるのかな?




節分は本来、立春の前日ということで、新しい一年を迎える前に邪気払いをするための日。




わたしも、なかなか大変なものを抱えてしまったけれど...


手術も無事終わったことだし、すべての邪気を払いたい物申す


そんな気持ちでポリポリお豆を食べたよにっこり





排尿訓練は低空飛行ですが、朝の落ち込んだ気持ちからは一旦立ち直りました。



自力でけっこう出せたかも!と思うと、導尿の量がさらに上回っていてガッカリ...の繰り返しだけど。


打倒・導尿!と心に誓い、強気で頑張ります。





またしても長文ブログになってしまったよ。

読んでくれて本当にありがとうございます愛