4月13日

ミャンマーでは、年の終わりを祝うティンジャン祭が始まりました。

若者や子どもたちを中心に各地で水をかけあい、踊ったり歌ったり。

年の汚れを洗い流すのです。

 

 

 

スーレーパゴダにおける祭の様子で最も大きなイベントの一つ。

水のかけ方が半端じゃないですね。

軽トラックに乗った若者たちがエキサイティングしながら突っ込んでいきます。

防水の携帯ポーチが各地で売られていて、機械の類を守るには必須アイテムです。

 

 

 

こちらはファミリー規模で行われている水かけ。先ほどのと比べると、かわいいですね。

道路を歩いていると、いたるところでバケツやホースを持った子どもたちが待機しているので、僕も家に帰るころにはびしょびしょです。

 

ティンジャンのお祭りは水をかけるだけではありません。

 

 

歩いていると、女性たちが白玉のようなものを作っています。

白い粉を丸めてこねて最後に湯がいて作り、味も白玉と似ているのですが、日本とは違い、中に茶色いものが入っています。これは、ヤシの実から作った砂糖だそうで、とても甘いです。最後に、ココナッツの削った実をかけてできがり♪

この白玉も含めて、子どもたちが水をかけながらもジュースを渡してきたり、おっちゃんがビール飲まないかと言ってきたり、

ティンジャン祭では、人々はたくさんのものを分けてくれます。

 

新年早々、多くの人にいいことをすることで、自分にも幸福が訪れるだろうという考えがあると聞いたことがあります。

 

台風が直撃したことも相まって

とってもとっても激しい水祭でしたが、4月17日、新年が始まると昨日までのあの騒ぎ用は噓のよう。今日は、どこでも水はかけていません。しかし、レストランもやっていません。お腹を空かして歩いていると、地域の人たちがカレーをごちそうしてくれました。

 

冷たい水と、ミャンマー人の温かさに触れられた数日間でした。