実家から仕送りが届きました。

「朴葉すし（ほおばすし）」

という私の田舎の伝統的な郷土料理です。
私の実家で作り、販売、配送しているものを送ってもらいました。

以下説明↓

　朴葉すしは岐阜県の南飛騨地方から東濃・中濃地方に古くから伝わる伝統的な郷土料理の一つで、月遅れの端午の節句や、農休み、田植え明けの時などに各家庭で作られてきました。
また、具の中身や味も地域によって、各家庭によって異なります。
同じ下呂市内でもご飯の上に具をのせて食べる朴葉すしもありますが、小坂の朴葉すしは、塩マスやみょうが竹などの具をご飯に混ぜ、芽吹いたばかりの香り高い朴葉に包んで食べます。
朴葉の香りをつけるため温かいご飯を包むので、朴葉の緑色が変色することがありますが心配いりません。
むしろ美味しくいただけます。
朴の葉の香りとふるさと・小坂の味を存分にご賞味ください。
　なお、「生もの」ですので、お早めにお召し上がりください。

という・・・ようするに、おにぎりを葉っぱで包んだと思ってくれれば良いです。
地域によって色んな作り方があるので岐阜に来た際は食べ歩きしてみると色んな味が楽しめるかと思います。

ちなみに私のお隣の地域、下呂（げろ）では材料はご飯に混ぜず、のせてあるだけのようです。
あと材料もウチの地域（小坂）とは違い、下呂独特のものになっております。

ちなみに友人（下呂）曰く、
「ウチの地域の方がウマいわー絶対ウマいわー」
（ミサワ風に）

とか言ってました。ウチの地域（小坂）の朴葉すし食べたがってたからせっかくあげたのにこの言われよう。

まぁでも私も下呂の寂しい朴葉すしは美味しいとは思いませんけどねー
具がない上にただ具がのせてあるだけだから物足りないんだよねー

・・・などと、地域間には妙な対立があるのであんまり挑発するつもりはありませんが、
まぁ、口に合わないのは当たり前のことですよ。
私だって生まれてこの方ずーっと自分の生まれ育った地元の味を食べてきたわけですしね。
そりゃあ向こうだって自分の生まれ育った味があるわけで、ここで認めてしまうわけにはいかないですよ。

まぁ・・・だからこそ、県外の人に食べ比べをしてどこか一番美味しいのか感想を聞きたいんですけどねー

あっはっは。
譲れねぇ。これだけは譲れねぇ。
都会ものには分からないこだわりがあるんですよ。田舎ものには。

ちなみに、

こんな感じで包んで食べます。
そのまま平ぺったいまま食べるのではなく、一度葉でご飯を包み、食べやすい形にして食べます。

平ぺったいまま食べている奴や、箸を使ってる奴は知ったか、もしくはエセ田舎者です。
まぁ食い方にいちいち文句言いたくはないですけどせっかく葉で包んでるんだから・・・ねぇ？笑

是非岐阜に来た際はご賞味あれ～