Webサイト・WebアプリによってはWebブラウザーから送信されるhttpリクエストのUser agentを見てOSを判定しているようで、WindowsやMac以外はサービスを使えないように細工をしている所がある。
そもそも、Webサイト・WebアプリにOSの縛りを設けるとか、馬鹿じゃなかろうか。

そこで、EdgeまたはChromeブラウザーでUser agentのOSを偽装する方法。

ここではLinux(Ubuntu MATE)環境での操作だが、Windowsでも同じ事が可能。

※ イタリック体の部分が叩くコマンド


"--user-agent="オプションを付けてEdgeまたはChromeブラウザーを起動する。
EdgeもChromeブラウザーも同じChromium系列なので、全く同じオプションが使えるようだ。

・Linux版Edge(Dev版)で"Windows10 + Chromeブラウザー"であるかのように偽装
/usr/bin/microsoft-edge-dev --user-agent="Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/91.0.4472.114 Safari/537.36"


・Linux版Chromeで"Windows10 + Chromeブラウザー"であるかのように偽装
/usr/bin/google-chrome-stable --user-agent="Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/91.0.4472.114 Safari/537.36"

 

上記で見事User agentを騙して、あるWebサイトのOSチェックを回避する事が出来た。

 

"通常状態の"CloudReadyではコマンドを叩いてソフトを起動なんて出来ないので、起動オプションを付けてChromiumブラウザーを起動させるという行為は出来ないため、この手は使えない。

恐らくChromebookやChromebox等のChromeOS機もではなかろうか。