2日目の夜が過ぎ、三日目の朝が来た。
シトシトピッチャン、シトピッチャン
シトピッチャン…
なんて歌があったように、ひなも帰って来なかった
朝、仕事から帰ると玄関先に置いてある段ボール箱の横に今まで食わしたことの無い高級な缶詰のエサが置いてあったが食べられていないようだ。
この日も昼間は姿を見せなかった。
しかし、夕方三男が仕事から帰って来た時、家の近くでひなの姿を見つけて名前を呼んだが三男の顔をチラッと見ただけで逃げたらしい。
これには三男ショック
もう帰って来ないかもと思ったらしい。
元々ひなは行き付けの飲み屋のママが餌を与えていた野良猫の子供だったのを家に連れて来て飼うよになったのだ。
年をとって最後に野生の血が蘇ったのかな
だがだが、しかししかし、次の日の夜、仕事中に三男から
ひなが帰って来たよ~
とのメールが来た。
次の日の朝仕事から帰ると、なるほど、なるほど、いつもの指定席である窓際の座布団の上でいつものように何食わぬ顔で寝ている。
朝風呂に入って、酒を飲もうとテーブルに座ると、いつものようにツマミを目当てに寄って来る。
何処で何をしていたんだよって聞いても答える訳がない
ひょっとしてババセンのオスネコに入れ込んでいたのかもしれない
ネコだってたまには飛んでみたいときもあるかもね。
そういえばひなから爽やかな香りがする、きっと外から帰ってきたんでシャンプーされたんだろう、良かった、良かった。
非常にくだらないブログでしたが終わります。