偶然みつけた過去からのメッセージ
大学院卒業にあたって~M2~
僕達M2は5人で卒業しますが、
大学院に入院する時は、M君も含めて、
6人で入院する予定でした。
私達5人は、
彼がいるときのような明るい研究室をめざし、
二年間を過ごしてきましたが、
彼がいたらどんな研究室になっていたのでしょうか?
私達は、彼の果たせなかった思いを胸に秘め卒業します。
そして10年、20年後に、
私達が再会して酒を酌み交わし語り合う時に、
思い出と共に彼も私達の心の中に存在していることを実感することでしょう。
最後に、M2、5人からMへ。
「S研卒業おめでとう!」
こんな文章を偶然
昼休みのネットサーフィン中に
見つけてしまいました。
(T_T)
かなり前に、このブログでも一度だけ書いているのですが・・・
実は・・・このM君は、私の大学の友達で、
大学卒業後、大学院に入る前に自ら命を絶ってしまいました。
このコメントを書いている5人も私の友達でした。
一緒に告別式にも出席しました。
そして一緒に泣きつづけた思い出があります。
悔しかったです。
私はこの研究室とは違う研究室に所属していましたが、
研究室が隣同士という事もあり、
しょっちゅう、その研究室に出入りしていました・・・
もう5年も前の話ですが・・・。
でも、この3年前に書かれたコメントを読んで、
不覚にも涙があふれてきました。
泣き出さないように頑張っているところです。
もう5年も経っていますし、
実際、普段の生活の中でM君の事を思い出す事もなくなってきてます。
そして、
何かの拍子にフッと思い出しても、泣く事はなくなってました。
だから・・・
まさか、こんなに心に響くとは我ながらびっくりです。
きっと「何もできなかった自分」への
後悔の気持ちを持ち続けているからなのかもしれません。
M君と同列に考えるわけにはいきませんが、
実家で飼っていた犬達が死んだ時も
「何もしてあげれなかった」事に対して、
結構長い間苦しんだ記憶があります。
(中度のペットロスだった)
こうやって何度も打ちのめされているにもかかわらず、
今現在、日常で自分は常に精一杯人と接しているか?と問い掛けられた場合、
「NO」と答えるでしょう。
進歩しないなぁと自分が情けなくなります。
もし明日、仕事中に大震災やテロに見舞われ、
もう二度と旦那や両親や友達に会えなくなるかも知れない・・・
そう考えた時、
それでも後悔はないと言えるくらい
毎日、精一杯人と接して生きていきたいなってつくづく思いました。
なかなか難しいですけどね(苦笑)
暗い話になってしまってすみませんでした!
m(_ _)m
以上、
『心の準備のないまま
思いもよらなかった奇襲攻撃により
撃沈してしまった感じ』のmy-zephyrでした(笑)