春です！大量虐殺です！

若い頃、“時差ぼけ”なんて経験したことがなかったけれど、３０代後半頃から、かなりシリアスな時差ぼけに悩む様になってしまいました。


特に、英国時間から日本時間に
タイムゾーンが変わった時は最悪！


２週間はたっぷり時差ぼけで苦しみます。今回も例に漏れず、夫婦して時差ぼけに苦しんでおり、今朝も４時半に起床！時差ぼけで頭が正常に回転せずブログのネタも浮かばん！


と言うことで今日も昨日に続き、手っ取り早く晩ご飯ネタです。（苦笑）夕べの我家の献立はこれでした。

納豆チャーハン

うちの旦那は納豆が大好き。しかも、
とびきり臭い納豆の大ファン。


最近ではにおい控えめ納豆ばかりが目につき、旦那は物足りないと不満をこぼします。


そんな旦那の為に、先日はスーパーで“最も臭そうな”、値段も一番高い納豆を買って来て、“Welcome back Japan”メニューの１つに、オクラの納豆和えを作ったんです。


納豆って、大概２食以上が１パックになっているけれど、うちは毎日必ず和食と決まった家庭ではないので、１食食べて、残りを無駄にしてしまうことも度々。


この高価な納豆もやっぱり２食が１パック。内１／２パックだけ料理に使い、残りを捨てる羽目になってはもったいないので、賞味期限内にチャーハンにして食べたと言う訳です。

ところで、１月も下旬になると、夜明けは日に日に早くなり、日没も日に日に遅くなります。時差ぼけは辛い、けど早起きは三文の徳。今朝はこんな美しい夜明けのシーンをカメラに収めることができました。

ちょっとボケとりますが、我家のバルコニーから東向きに撮った写真には、
新宿の高層ビル街の夜明けが．．．

反対の西側には、雪を冠った富士山がくっきりとその頂を見せてくれました。

昔、まだイギリスに住んでいた頃、お正月２、３週間日本で過ごしあちらに帰国すると、それまで４時には完全に日が沈み真っ暗だった空が、５時を過ぎてもまだ薄らと明るく、それを見て長かった冬の終わりと春の訪れを感じていました。


イギリスって国は季節感に乏しい国で、季節の移り変わりを感じさせてくれものと言うと、唯一この日照時間くらいしかなかったように思います。


例えば食材にしても、世界各国から野菜や果物を輸入しているイギリスでは、スーパーに行くと大概のものが年がら年中売っていて、旬の野菜や果物を見て、季節の訪れを感じるなんてことが滅多にありません。


その季節、季節の新鮮な旬の食材が
スーパーに並ぶ日本を、
旦那は羨ましいと言います。


旦那の言葉に、初めてその有難さに気がついた私は、スーパーに行って旬のものが目につくと必ず買って来て、食卓でも季節の移り変わりを楽しむように心がけています。昨日も菜の花が目につき、旦那に春を感じさせて上げようと買ってきました。

っつうか、私、正直、
菜の花って嫌いなんですけどね！


いくら茹でても芯が堅くて、ブロッコリーを茹でて食べる方がずっと美味しいと思うんですが．．．。


でも昨日は、ソファーでうとうとしていた旦那が、ええ匂いすんなぁ～と言って目を冷まして来るほど、茹でている時から春らしい香りが漂い、わさびマヨネーズで和えたんですが、芯もやわらかくとても美味しかったです。

英語では“Rape”、ドキッとする綴りの“菜種”。日本同様に油を採取します。でも菜の花を食べる習慣はなく、牛の餌になります。しかし旦那は違和感もなく、春の訪れを感じながら喜んで食べていました。

しかし、夕べは肝心の納豆チャーハンの出来が良くなかった。その原因は．．．


Mass Murder Fish


日本語に訳すと“大量虐殺魚”って、一体何かと思うでしょう。これ、旦那がつけた名前なんですが、その正体はこれなんです。


ちりめんじゃこ！

もうちょっとカリカリになるまで炒めた方が良かったみたいです。


食卓の写真の真ん中に見える金色の箱、これ、先日旦那が義母からもらったおじいちゃんの形見のタバコ入れです。

第一次世界大戦で徴集された旦那の母方の祖父がもらった、戦争中１９１４年のクリスマス、女王から各兵士に贈られた慰労のタバコ入れです。ちなみにその右手にあるのは、同じくおじいちゃんが使っていたかんなです。


さて、今日は夕飯は作りません。また居酒屋です。その理由は、私、今日一日中、ケーキ作りをしないといけないからです。


なんでケーキを作らないといけないのか、それはまた後日ブログでご報告いたします。

今日も読んでいただいて、有り難うございました。
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