団地の近所には幼稚園が無かったっために近所に子はほぼ少し離れた私立の幼稚園に通っていた。

幼稚園は仏教系でバスを何台も持っている大きい幼稚園だった。


幼稚園は楽しかったがいくつか嫌いなことがあった。

その一つに毎日見るビデオがあった、内容はお釈迦様の誕生がどうのこうのといったアニメ

だったがそのオープニングに出てくる奈良の大仏の映像が4・5歳には怖い映像で嫌いだった。

あんなもの見せたら仏教に興味出るわけが無いだろう。

私が3歳のときに弟ができた、母親が妊娠中の事は覚えていないが、

いきなり病院に連れて行かれてこれが弟だと言われてわけがわからなかった気がする。


ある日から家族の中心が自分から弟になってしまってよく甘えていた。

今考えるとこの頃から私と弟の戦いは始まっていたのだろう。


話がいきなり出生から3歳になってしまったがこの頃の記憶はあまり無いので

お許し願いたい。

いやな思い出が無いということはこの頃までの私は、長男ということでさぞあまやかされて育ったことだと思う。


住んでいた団地は当時増えてきていた鉄筋コンクリート5階建てで、一棟に30家族がいたので

少なくとも100家族は住んでいたと思われる。

部屋の作りは全ていっしょだったので友の家に行ってもトイレの場所に迷うことは無かった。